平成27年度の運動会を開催しました。
秋の深まりを感じさせる気持ちよい気候の中、園児たちが、元気一杯に演技や競技に取り組みました。
まず最初は、多くのおうちの人が見守る中、お友だちが活き活きとした表情でミッキーマウスマーチの曲に合わせて、音楽隊で入場門から登場。音楽隊で「希望にもえて」の合奏もバッチリ決めて、開会式を迎えました。大きな声で元気よく園歌を合唱しました。はじめのことばを挟んで、身振り手振りを交えながら「うんどうかいのうた」を歌って、「みんなで気合を入れてエイエイオー！」の掛け声とともに運動会は、はじまりました。
入園して約半年の年少児には初めての運動会。この日を楽しみにしていたお友だちはたくさんいました。年長さんや年中さんのかけっこと違い、練習ではゴールテープの前で立ち止まってしまうこともありましたが、本番では、先生の待つゴールに向かってみんな勢いよく走り抜き、見まもっているおうちの人から大きな拍手をもらいました。
年中児は、タオルを使っていろいろな運動や表現をする「タオルであそぼう」にチャレンジ。一人でタオルを使って動いたり、２人のお友だちが、じゃんけんをして勝った方が汽車の運転手、負けた方がお客さんになったりするなど、自由にのびのびとタオルを使って楽しみました。
年長児は、演技「元気いっぱいパワーソーラン!!」を披露。本家のソーラン節に負けない、全身を精いっぱい使った演技は、「本物の漁師さんに見せたい」という言葉が子ども達から自信たっぷりの出来となりました。
その他、つなひきや玉入れ、和太鼓の演奏、バルーンで遊ぼうなど、どれもひたむきに取り組みました。かけっこやリレーでは、こけてしまったお友だちもいましたが、誰も泣かずに自分で立ち上がって再び走り出しだすなど、盛大な応援を受けて最後まで頑張りました。奈良文化高等学校の新体操部のお姉さんたちの演技も運動会に花を添えてくれました。
閉会式では、角田道代園長から「みんなの元気な姿がいっぱい見られた運動会でした」とほめていただき、お友だち全員が、担任の先生からピカピカの金メダルをかけてもらいました。
前日から、卒園児のおうちの人も準備を手伝ってくれたりもするなど、子どもたちはもちろん、家族の方や担任、幼稚園とそれぞれが力を合わせて実現した「子どもたちが主役」の奈良文化幼稚園らしい運動会となりました。