2歳児（未就園児）を対象に保護者の方と子どもたちが一緒に保育を楽しむプログラム「おひさま・ぽっかぽか組」。
今年度最後となるこの日は25名の子どもたちが「ことり組」と「いちご組」と分かれて「楽器遊びをしましょう」を楽しみました。
はじめに体をつかっての楽器遊びです。手をたたいたり足をドンドンと鳴らしたりお腹をポンポンとたたいてみたり。体のいろんなところを使って音を出してみました。そして先生と一緒に『手をたたきましょう』を体を大きく使って上手に演奏しました。
子どもたちの「音楽隊」が盛り上がってきた頃、タンバリン・スズ・カスタネット、そして飲み物の容器に小豆を入れた手作りマラカスが子どもたちに手渡されました。次は『むすんでひらいて』と『アイアイ』の演奏です。それぞれの楽器を持った子どもたちはパート別に異なるリズムで音を鳴らします。最初はゆっくり。そしてだんだんテンポが早くなります。子どもたちはシャカシャカ・タンタン・チャカチャカとそれぞれの楽器を軽快に鳴らして合奏をしました。
小さな音楽隊が楽しく演奏会を終えた後は、先生の絵本読みの時間です。ことり組は『のはらでおんがくかい』、いちご組 は『むすんでひらいて』という絵本を読みました。さっきまで子どもたちは自分の手で楽器を鳴らしていたこともあって、目をキラキラさせて体を前のめりにして先生の読む絵本にくぎづけになっていました。
一年間を通して子どもたちはいろんな遊びを経験し、またたくさんのお友だちもできました。この日も子どもたちから「楽しかった！」という声がたくさん聞けました。
今年度最後となる「おひさまぽっかぽか組」。先生が「またいつでも幼稚園に遊びにきてくださいね！」と声をかけると子どもたちは「はーい！」と大きく返事をしてくれました。
幼稚園では一年間を通していろんなことを子どもたちと一緒に楽しんできました。この行事を通して子どもたちがそれぞれの成長に繋がればと思っております。
この日「おひさま・ぽっかぽか組」が終了後、園庭を開放しました。ぽかぽかとした春らしい青空のもと、新設されたゆりかごスイングやログハウスなどに子どもたちは夢中になっていました。