5月17日。年中児、年長児が春の遠足で奈良公園へ行きました。今日は、同じ高田キャンパスの奈良文化高校の「子ども教育コース」の3年生11名が「おねえちゃん先生」として参加しました。

幼稚園を離れて、友達先生たちとの遠くへのおでかけに子ども達はうきうき！！お見送りに着てくれたおうちの人に「いってきまーす」と元気に手を振って、4台の園バスに分かれて、さぁ、出発！！
向こうのつくと、友達と手をつなぎ、おねえちゃん先生と、お話をしながら足どりも軽くどんどん歩きました。
大仏様のお家、大仏殿に向かって近づけば近づくほどその建物の大きさは子どもたちを圧倒するくらいになり「すごい！ビルより大きい」と驚きとともに、大仏様との出会いへの期待に胸を膨らませている様子でした。

「さあ、大仏様ってどんな顔してるのかな？こわい顔かな？やさしい顔かな？」の先生の質問に、「やさしい顔に決まってるよ」と子どもたちが口を揃えて応えていました。
いよいよ大仏様との対面です。「わぁ〜！でっかい！！」「ボクらアリみたい」と見上げながら、みんな、大仏様の手のポーズを真似ていました。
初めて大きな大仏像を見たおねえちゃん先生も「想像以上に大きい！すごい！」と、その感動を子どもたちと共有していました。
大仏殿を後にする時に、子どもたちは大仏様を振り向いて「バイバイ〜！また来るからね！」と大きく手を振りました。

さて、大仏様を見てからは、待望のお弁当タイムです。実は早くも大仏殿に入る前から「お腹すいたよ〜」と訴える子どもたちも多数いて、子どもたちにとってはお待ちかねの時間です。
お弁当箱を開いて「いただきます」の言葉が終わるやいなや、おねえちゃん先生や先生と一緒にランチタイムのスタートです。「おかあさんが作ってくれたの」「卵焼きが好きやねん」「おにぎり、でっかいやろ」とお弁当自慢にわいていました。お弁当を食べ終わったらデザート。デザートを食べ終わったらお菓子。楽しく話しをながら、賑やかに時間が過ぎました。

お弁当の後は、おねえちゃん先生と鬼ごっこをしました。相手が幼稚園の子どもたちだといって、決して手を抜かず全速力で走るおねえちゃん先生と、子どもたちは必死になって追いかけたり逃げたりしました。
あっと言う間の春の遠足でした。荷物を片付けて、先生が鹿に鹿せんべいをあげるのを見たりもしながら、送迎バスの待つ駐車場へ向かいました。
奈良公園とも「またく来るね。さようなら」。そして、おねえちゃん先生とも「ありがとう。楽しかった」とお別れして、遠足が終了しました。