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平成29年度「卒園式」を挙行しました

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3月18日(日)、第51回となる平成29年度「卒園式」をリズム室にて挙行しました。

晴れて卒園をするのは、あひる組25名、りす組25名、うさぎ組24名の計74名の年長児です。
在園児、教職員、保護者や来賓の皆様が見守る中、先生を先頭に花のアーチをくぐって入場する卒園児たちの堂々とした姿は、すでに小学校への扉を叩く準備が整った心意気を感じられました。

いよいよ卒園式の始まりです。
まずは今日までに何度も何度もみんなで歌った園歌を、胸を張って元気いっぱいに斉唱しました。
続いて修了証書授与では、ひとりひとりの名前が呼ばれ、力強く「はい!」と返事をした園児は、壇上に進みました。角田道代園長はひとりひとりの園児の目に語りかけるように「おめでとう」の言葉と共に修了証書を手渡しました。そして園児たちは受け取った修了証書を保護者の皆様の前にある卓上に置き、お父さんやお母さんに、感謝の気持ちを込めて深々と礼をしました。
たくましくなった園児に、保護者の皆様だけではなく、先生方やご主席いただいた来賓の方々の中からも、目頭を抑える様子が見受けられました。

修了証書授与が終わり、続いて角田園長が「初めて幼稚園に来たときは、お母さんから離れなかった子どもたちが、今はこんなに立派に成長しましたね。体だけではなく心も大きくなりましたね。悲しいことや、失敗したりしたことがあっても、それをちゃんと先生にお話できるようになりました。運動会、お泊り保育、遠足、泣いたり笑ったり。楽しいことがいっぱいありました。その度にみんなはいろいろと発見をし、心が柔らかくなりました。今日は、ひとりひとりの目をしっかりと見て修了証書を渡しました。4月からは胸を張って小学校に進んでくださいね。ありがとう。また逢いましょう」と式辞を述べました。
続いて、育友会会長様から「入園した時の様子を今でも覚えています。でもとても素敵なおにいさんやおねえさんになりましたね。1年生になったら、新しいことがいっぱい待ってますよ」と祝辞をいただきました。また来賓の方々からも、あたたかい祝福の言葉をたくさんいただきました。

次に思い出が散りばめられた奈良文化幼稚園オリジナルバージョンの「お別れのうた」を卒園児、在園児、保護者、教職員が順番に合唱に、最後に全員で大合唱しました。

最後に卒園児たちは「卒園のうた」を胸を張って歌い、花のアーチをくぐって、リズム室から退場しました。
保育室に戻った卒園児たちは、お友だちや先生との時間を、なごり惜しく過ごしました。
4月から小学校1年生です。夢あふれる未来に向けて、楽しい思い出を心の宝に奈良文化幼稚園を後にしました。