6月4日（月）、本園に中国西省晋中市から視察団の一行がお見えになりました。
「魅力都市」を築くとういう都市計画の一環として、日本の幼稚園教育や運営システムを学びたいという目的のもと、本園を視察されました。
到着と同時に園児が外でお出迎えをし、大きな花束をプレゼント！
笑顔いっぱいの表情で記念撮影し、視察団の皆様もなごやかムードです。

まずはリズム室にご案内し、歓迎会を催しました。
年長児の歌と体操や、頑張って覚えた中国語で元気なあいさつで歓迎の気持ちを伝えました。
先生達による和太鼓演奏では視察団の方々にも和太鼓に触っていただき、日本の伝統文化を楽しんでいただきました。

その後、角田園長が本園の教育方針や特色について説明した後、園内の見学です。
保育室や「わんぱくの森」、本園と中国との違いなどの情報交換をし、充実した時間となりました。

見学の後は再びリズム室に戻って、園児たちと同じ給食を召し上がっていただきました。中国の小・中学校では給食はないとのことで、
この度は是非給食を見学したいとのこと要望でした。
実際に召し上がっていただいて、どうだったでしょうか？「スープがあっさりしていて美味しい」との感想をいただきました。

いよいよお別れのときが近づいてきました。手づくりの草木染めのハンカチをお客様ひとりひとりに子ども達から手渡ししました。
「山や野原の木々や草からもらって自然の色です。子ども達が一枚一枚細工をして染めました。世界で一枚しかないハンカチです。」と説明すると、
「おー」と喜びの声があがりました。
その他、奈良文化高校で栽培している桑の葉や実を使ってのパンとマフィン、ジャムをお土産としてお渡ししました。
前育友会会長の金輪様手づくりの四文字熟語入りのステキなお花のコースターもプレゼントしました。
「これは中国語です。こんなところまで気を配ってくださったのですね」「奈良ってあったかいですね」と感激の言葉をいただきました。
「再见（ザイジィエン）！！」「バイバイ」子ども達も大きな声をかけてお見送りをしました。
園児たちにとっても、視察団の皆さんからの温かい愛情をたくさんもらって楽しい1日になりました。