2月2日に節分会を行いました。待ちに待った、年に一度の鬼を退治する日です。
この日のために、一生懸命つくった色とりどりのお面は、怖そうな鬼や優しそうな鬼など表情豊か。自慢のお面を付けた園児たちが元気いっぱい園庭に集合し「鬼をやっつけるぞー」と気合十分。
手づくりのマスには、鬼が大嫌いな豆を入れて準備万端です。

先生から「心の中にいる鬼を、みんなで力を合わせて退治しましょう」とお話があり、みんなで「エイエイオー!」と気合を入れました。
すると…ドン、ドン、ドンと太鼓の音が響き、わんぱくの森の方から親分の黒鬼が現れました！金棒を振り回しながら子分の赤鬼、青鬼、オレンジ鬼を引き連れてこちらへやって来ます。
迫力満点の鬼たちが「泣き虫鬼はいないか～、おこりんぼ鬼はいないか～」「見つけて鬼ヶ島へ連れて帰るぞ～！」と迫ってきます。
鬼の登場に怖くて泣いてしまう子や、勇気を振り絞って立ち向かう子、お友達を守ってあげる子…。それぞれに頑張って「鬼は外！福は内！」と大きな声で鬼退治をしました。
マスの豆を投げ終わる頃には「痛たたた…痛くてたまらん、まいった～」と、鬼たちは鬼ヶ島へと帰っていきました。みんな「ヤッター！ばんざい！ばんざい！」と大喜びです。

豆まきの後は、病気に負けない強い体を願って、保育室で年齢＋1の豆をいただきました。みんな「おいしいね」と言いながら、香ばしい豆を一粒ずつ噛みしめていました。

心の中にいる鬼たちに勇気を持って立ち向かうことで、またひとつ成長できました。