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教育講演会を開催いたしました

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11月28日(水)、香芝えほんの会いちご代表の宮田和子氏、奈良こどものとも社の山中しんじ氏をお招きし、「えほんいろいろ、こどもいろいろ、読みかたいろいろ」をテーマにご講演をいただきました。

はじめに、角田園長より以前子どもたちが体験している「えほんのひろば」の様子について報告があり、「子どもたちが絵本に囲まれて楽しく自由に過ごした空間を、お母様方にもぜひ味わっていただきたいです。子育てや家事、お仕事などで忙しいお母様の隙間の時間を絵本が助けてくれます。絵本を通して子どもたちと笑い合える時間を持つことは、とっても大切ですね」とお話がありました。

続いて宮田氏から、「えほんのひろば」にある本の中からいくつか選んで、ページをめくりながら、その特徴と魅力を楽しく紹介していただきました。
例えば子どもたちに大人気の『ふしぎなナイフ』は、お母さんと一緒に驚いたり笑ったり出来るふしぎな内容の絵本です。
また、子どもがさまざま物を手に取ってお母さんに見せる写真絵本『みてみて』や、逆さまから見ると違う絵になる『な〜に?』や『だ〜れ?』などが紹介されました。
『ブタとおっちゃん』の写真絵本では、写真の中の場面を指さしながら「これは?」と問うと「ブタ!」、次に「これは?」と問うと「おっちゃん」、というように、お母さんと子どもたちがページをめくりながらリズムを楽しんでいきます。これを繰り返すことで話が弾むことの大切さについてもお話をいただきました。

途中、お母さん同士が15組のグループとなって、好みの絵本をみんなで読み聞かせしながら、子どもの視点で絵本について話し合いました。

また、ロングセラーを誇る絵本、『はじめてのおつかい』では、部屋の風景や街の様子、登場する人物や猫、お店などのディテールが非常に細かく描かれており、その一つ一つについて子どもたちと発見をしながら読む楽しさも教えていただきました。

最後に角田園長から、「子どもたちにとって絵本は、それを読み聞かせてもらうことだけが目的ではなくって、お膝に座ってお母さんのあたたかさや愛情を感じることが大切なのですね」とお話がありました。