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公開講座「狛犬探訪―佐野天神社と秋の東近江―」を開催

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平成25年度公開講座「狛犬探訪」の第2回臨地講座「佐野天神社と秋の東近江」を開催、一般の方と本学学生を含む16人の参加者が滋賀県へ狛犬探訪バスツアーに出かけました。

本学の磯辺ゆう教授が講師を務め、江戸時代末期の名石工、丹波佐吉(1816~没年不詳)の狛犬を巡ろうと4年前からスタートとした狛犬探訪シリーズ。今回は、秋の東近江(琵琶湖東にある繖山(きぬがさやま)周辺)を満喫しながら、佐野天神社、乎加神社、大濱神社、沙沙貴神社にある佐吉作の狛犬4対を身近に観察しました。

磯辺教授は、現地調査した写真(佐吉の各期毎の狛犬代表作品の分布図他)や佐吉年表など、自身でまとめた資料を示しながら、特に、1847(弘化4)年に奉納された佐野天神社の狛犬を重点的に解説。尾、前脚、鬣(たてがみ)に着目し、前回の講座で紹介した摩気神社(京都府南丹市園部町)にある佐吉おそらく最後の狛犬、その直前の作品であると述べ、台座に銘があることから、台座は奉納時のものであるが、狛犬は、破損したなど何らかの理由で、新しく入れ替えられた可能性が高いと見解を述べました。

その他にも、日本最古級(3世紀前半)の能登川町・神郷亀塚古墳(じんごうかめづかこふん)や、聖徳太子(574~622年)ゆかりの石馬寺、教林坊などを巡り、歴史を探りながら、一期一会の旅を楽しみました。

今回でこのシリーズは最終回ということで、磯辺教授は、「佐吉に導かれたかのように、この狛犬探訪を私自身も楽しみました。(4年間の)皆勤賞やリピーターの方々をはじめ、共に学んだ仲間に感謝します」と挨拶し、講座を終了しました。

参加者から「資料がすばらしかった!」「これから神社でどんな狛犬が迎えてくれるのか楽しみです」、「最終回と言わず、ぜひアンコールを希望します」「すばらしい場所に案内していただきありがとうございました」「お手伝いの学生さん、ありがとうございました」などの声が聞かれました。