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第53回幼小接続WG合同研究会を行いました

  • 第53回幼小接続WG合同研究会を行いました
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本学の善野八千子教授が代表を務める「奈良文化女子短期大学 幼小接続ワーキンググループ第53回合同研究会」を行いました。
今回は、「幼小連携接続」研究校である愛知県小学校から新規の参加者がありました。

はじめに、ミニ講演会として、本学のキャリア開発センター所長の石田秀朗教授より、「キャリア教育と幼児期からの言葉の力~就職活動におけるコミュニケーション力を通して~」をテーマに、子どもたちの将来を見据えた幼児期に培うべき力の教育に焦点をおいて話していただきました。

石田教授は、近年の大学生の就職事情を紹介した上で、企業が必要とする人材について「自ら問題を探し解決できる人」と話し、正しい課題(問い)を設定できる力を養うことが大切だと結ばれました。

続いて、この講演を受けた形で善野教授が、社会に出て「生きる力」の素地となるコミュニケーション力について、補足しました。教師の立場は「1次的ことばと2次的ことばとの接点に立つ要」であるとし、この移行する中心に立つべきものだと解説。そして、小学校以降は、2次的ことばを不特定多数の人にもわかるように伝えていく力を育成することの重要性を確認する一方で、幼児期に十分に安心できる対象者に1次的ことばを発信する機会を急がせずに大切にしていくことが重要だとしました。そして、共有体験のない事象をうまく伝えられない子どもに教師が寄り添ったり、子ども自身に、生活場面で、できたことばかりでなく、「~~が、うまくできない」と困っていることを伝える力を育てたりすることも大切だと話されました。
また、学習場面の例として算数の言葉と国語の言葉のつながりについても触れ、引き算の場面理解をお話作りや問題づくりで広げ、数式につなぐ具体的な指導例を紹介しました。

続いて、参加者が個々の現場の問題点として、子どもたち同志の言葉のコミュニケーションの取り方や、小学校教師が保育園児への言葉かけの難しさなどを提議すると、他の先生方から、上級生から下級生への言葉の伝え方など、現場の経験談が解決への糸口として紹介され、有意義な内容となりました。

次回は、1月18日(土)11時からの開催です。ミニ講演テーマは、「幼小接続に関わる保護者の不安~就学前後の相談から~」(高橋千香子)を予定しています。初めての方の参加もお待ちしています。