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11月の子育てトークサロン「ほっこり」を開催しました

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園児の保護者を対象とした子育てトークサロン「ほっこり」を本園のリズム室で開催し、「草木染&アロマ 工房カームデイズ」(田原本町)の磯貝孝信さんを講師に迎えて『色を楽しもう草木染』をテーマに、約20人の保護者の皆さまが草木染のガーゼストール作りに挑戦しました。

初めに、磯貝さんから色の原料となる草や木、実がどのような色を発色するのか、また色を定着させるための焙煎液の種類、それによる様々な色の変化など、草木染の基本的な知識や、ビー玉、洗濯バサミ、糸を使っていろいろな柄を表現する方法を教わりました。

この日用意していただいたのは、赤を発色する「インド茜」、ピンク色になる「西洋茜」、明るい黄を発色する「えんじゅ」、渋めの黄色の「ざくろ」、青を発色する「藍」で、この組み合わせにより緑や灰、紫など十人十色の無限の色を表現できます。
参加された皆さまは、「どんな色にしようか…どんな柄にしようか…」としばらく思案した後、磯貝さんのアドバイスを受けながら真っ白なガーゼを煮出した染液の鍋に浸けて草木染めを楽しみました。

同じ染液に浸しても、その時間や浸ける焙煎液の種類によって全く違う色が発色したり、思いもよらない色に変化したりして、あちらこちらで歓声やため息が聞こえてきました。
ガーゼをつまんだり折ったりして、グラデーションの表現や染め分けをし、2時間余りで各自2枚ずつの作品が完成。色とりどりのストールが秋の日差しを受けて揺れていました。

磯貝さんは完成した作品を前に、「草木染の魅力は、穏やかで突き刺さらない優しい色合いと、すべてが違う色に仕上がること。今日は皆さんのすばらしい作品から、私も新たな発見をいただきました」と評価してくださいました。
また、参加された保護者の方からは「思った色が出なくても、どんどん夢が膨らんでいきますね。同じものがないというのがうれしい」「主人の母にいいプレゼントができました」と、喜びの声をいただきました。