10月7日（日）、今年も隣接する奈良文化高校のグラウンドをお借りして、運動会を開催しました。前日の雨で開催に心配もありましたが、曇りがちながらさわやかな秋風が流れる運動会日和となりました。

開会式で角田道代園長から子どもたちに「今日はこんなに強く大きくなったよ、こんなこともできるようになったよとお父さんやお母さんをびっくりしてもらいましょう。一生懸命に頑張る人が一等賞です。元気、勇気、やる気で楽しみましょう」と言葉がありました。

『ワイワイうんどうかい』で元気いっぱいの準備体操を始まりに、子どもたちが待ちに待っていた運動会のスタートです。
まずは全園児が力いっぱい走る「かけっこ」です。特に初めての運動会に緊張ぎみの年少児の子どもたちが走る姿を見て、応援席のお父さんやお母さんから思わず「かわいい！」という声が上がっていました。
「みんなでふくらまそう！げんきげんきマーチ！」では、カラフルなパラバルーンを使っての年中児のリズム演技や、みんなで何度も練習をした年長児の組体操「やるきも、げんきも、100%」には、応援席からも大きな拍手が湧き起こりました。
また、卒園児たちが出場した「全力パワーでヨイショ！」では、グラウンドの真ん中に積まれた古タイヤを取り合う競技で、その白熱ぶりに会場はとても盛り上がりました。
グラウンドに鉄棒やマット、平均台などが並べられ、その中を子どもたちが巡る「やってみよう」では、跳んだり、ぶら下がったり、ゴロンと回ったり、日頃の幼稚園での運動の様子が披露され、保護者の皆さんからは「こんなことができるようになってるんだ」と驚きの声も上がっていました。また、マットなどの道具を片付ける時に、「一緒に運ぼうか？」と、子どもたちが声をかけ合い協力しあっている姿に感動されている方々もいました。
運動会も終わりに近づき、いよいよ保護者の皆さんによるリレー「本気モード全開」です。勢いをつけ過ぎてバトンを渡す時や、コーナーを曲がりきれずに思わず転倒される方々もあり、子どもたちからも大歓声が起こっていました。
最後はグラウンドをいっぱいに使い、子どもたちに加え、保護者の皆さんや先生たちも一緒になって「エビカニクス」を踊りました。

閉会式では、角田園長から「ほんとうによく頑張ったね。全員が一等賞です。だからみんなに金メダルをあげましょう」とお話があり、子どもたち全員、担任の先生から金ピカの金メダルをかけてもらいました。

前日の雨の中から運動会の準備、終わってからの後片づけなど、保護者の皆さんが積極的に協力してくださりありがとうございました。おかげで、子ども達が主役の奈良文化幼稚園らしい運動会を開催することができました。