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子ども音楽会を開催しました

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 奈良文化幼稚園では毎年、舞台での発表を通して子ども達の成長を喜び合う音楽会を行っています。今年度は2月13日(日)、コロナ感染予防対策として学年ごとに入れ替えての三部制にて、葛城市のマルベリーホールにて開催しました。

 第一部は年少児の発表です。初めての大きな舞台で園児達は内心ドキドキしていたかもしれませんが、会場にいるお父さん、お母さんに見てもらおうと、元気いっぱい手ぶりをつけて大きな声で歌いました。タンバリンや鈴を高くかかげて、まるで星がふってくるような音をだして楽しい合奏も披露できました。観覧されていた保護者の方からは、「先生の指揮にあわせてしっかり歌って演奏していて、このあいだ入園したばかりと思っていたのに、こんなに成長したんだと、思わず涙ぐんでしまいました。」という感想を聞かせていただきました。

 第二部は年中児の発表です。年中児は年少児のときよりも、友達とのつながりの中で大きく成長する学年です。クラスの友達と息をあわせて歌ったり、大きな太鼓や小さい太鼓、シンバルやトライアングルも加わり、年少のときよりも複雑になった合奏を、ホールいっぱいに響かせました。年中児の保護者の方は、「昨年の年少児のときよりリラックスして、より楽しんで演奏していたようで成長を感じます。普段、家で過ごしている様子と違って、舞台に立って演奏する姿はたのもしく、感動しました!」とおっしゃっておられました。

 第三部のオープニングは、年長児全員による和太鼓の発表です。低く勇壮に響く和太鼓のリズムにのって、おそろいの衣装で子ども達がきびきびと舞台に登場し演奏を始めます。迫力のある力強い和太鼓の音と、かわいいかけ声がホールいっぱいに響きます。この日は和太鼓を指導してくださっている安川博文先生も会場に駆けつけてくださって、「今年はコロナ禍で練習時間も少ないなか、子ども達はしっかり演奏してくれていて嬉しく思います。」と感想を述べられていました。演奏が終わると太鼓の片づけを子ども達自身が分担して行い、和太鼓の演奏で見せてくれた友達との「あ・うん」の呼吸を、ここでも見せてくれました。

 子ども達の衣装替えのあいだ、会場の保護者の皆さまには、この1年の子ども達の園での様子を写したムービーを見ていただき、その後は指揮も園児が行って、『クシコス・ポスト』、『スケーターズワルツ』、『エンターテイナー』というクラシックの名曲を演奏し、3年間で成長した姿を披露しました。

 最後は、年長児全員が舞台にあがって、力強く『ぼくらは未来の探検隊』を歌い、「卒園しても、みんな、つながっているよ!」との思いをこめて『きみとぼくのラララ』を歌いました。角田園長からは、「子ども達は希望の光です。子ども達の卒園までの後一か月を大切に共に過ごしていきたいと思います。今日は最後まで、ありがとうございました。」と、挨拶がありました。

 当日はあいにくの雨模様でしたが、保護者の方からは、「たいへんな時期ですが、今日の音楽会が無事、開催されて本当に良かったです。子どもの幼稚園での成長の姿を目に焼きつけることができました。」との声も聞かれました。