未就園児のお友達と保護者を対象に実施している体験入園「みつばち・ぶん」に40組の親子がご参加くださいました。「年長さんとの触れ合いを楽しみましょう」をテーマに、年長児と一緒にゲーム遊びをしたり、リズム室で年長児の和太鼓演奏や歌を聴いたりして、子どもたちは年長児との触れ合いを楽しみました。

リズム室では年長児が和太鼓「祝太鼓」「なかよしエイヤー」を披露。先生の掛け声とともに力強い太鼓と大きな声の掛け声が響きました。
そして小さなお友達にぜひ聴いて欲しいと『青い空に絵をえがこう』をみんなで熱唱しました。
年長組は3クラスあるのですがそのうちの1クラスが実はインフルエンザで少しの間お休みをしていて、今回の和太鼓も歌もほとんど練習ができなかったのですが、みんな気持ちをひとつにして音がずれることもなく息のあった演奏を披露していました。

各保育室では先生が絵本を読んだり一緒に歌を歌ったり、年長児と子どもたちが触れ合う遊びをしたりしました。中でも「電車ごっこ」は年長児がトンネルを作ってその中を未就園児がキャッキャとはしゃぎながらトンネルを通っていきます。

最初は未就園児も年長児もお互いに少し緊張していたようですが、たくさん遊んで触れ合う中でいつの間にかすっかり溶け込んで仲良くなっていました。
最後は、年長児のみんながかわいい絵を一生懸命に描いた手作りプラパンキーホルダーを『ともだちのしるし』としてひとりひとりにプレゼント。お友達は「ありがとう」とお礼を言って嬉しそうにプレゼントを受け取りました。

園長先生から「今日は大きい組のお友達はみんなと会えることをとても楽しみにしていて、幼稚園のバスを降りる時から張り切っていました。私たちは心も体もたくましく育って欲しいという願いで保育をしています。その一環として和太鼓はとても大事な位置づけです。力いっぱい叩いてお友だちと気持ちを合わせてたくましく大きく成長して欲しいと願っています。」と挨拶をしました。

お帰りのあいさつの後、しばらく幼稚園を開放しました。園庭に出てはしゃぐ子どもたちや、さっきまで年長児のお友だちが叩いていた和太鼓を自分の手で叩いたり。ほとんどの子どもたちが初めての経験でみんな嬉しそうに大きな音を奏でていました。

年長児のお友だちはもうすぐ卒園となります。年長児のお兄ちゃんお姉ちゃん、小さなお友だちにたくさん優しく触れ合ってくれてありがとう。