年長児のおともだちの夏の楽しみの一つ、1泊2日のお泊り保育を幼稚園で行いました。
子ども達は大きな荷物を抱え、今日という日を待ち望んでいたかのように、ニコニコ笑顔で登園してきました。
はじめに、園長先生からのご挨拶で「いろんなことをがんばった分、強くて大きくなれるから、みんながんばろう。」というお話の後、みんなで「エイエイオー！」と元気に言い、お泊まり保育がスタートしました。
まずは、自分たちが育てたプチトマトを収穫してから園庭で遊びました。
今年は、「わんぱくの森」に新たにじゃぶじゃぶ池やどろんこ池が設置されたことで遊びの幅が広がり、園児たちで自ら遊びを考え、みんな一緒になって楽しんでいました。
お昼からのプール遊びでは、みんなで流れを作る「人間洗濯機」や「ワニさん競争」などして、お部屋に戻ってからは、年中・年少の先生による「マジック」や「○×ゲーム」、「ボール送りゲーム」など楽しみました。また、本部役員様のご協力のもと、流しそうめんを楽しませてもらいました。そうめんとは別に、自分たちで収穫したプチトマトが流れてきたときは、大喜び！。
このあとクラス対抗スイカ割りを行い、どこのクラスが早く割れるかなと応援にも力が入っていました。
気付けばもう夕方！奈良文化高校の清優寮のお風呂に入りました。お友だちと入る大きなお風呂はとても楽しく、黄色い声が響いていました。汗を流してすっきりした後は、高校のさくら食堂で夕食を食べました。メニューは、カレーライスとサラダ。お腹いっぱいになったら、次はお楽しみのキャンプファイヤーです。
園庭の中央に積み上げられた薪の周りに自分たちで作ったキャンドルが置かれ、真ん中の薪に年長児の担任の先生達が火と灯すと、真っ赤な炎が燃え上がりました。もっと火が燃えるようにと「もえろよもえろ」の歌を歌ったり、「あるひもりのなか」や「ＵＦＯさん」などのゲームあそびや「ぶんか音頭」を踊ったりとみんなが一つになって楽しい時間を過ごしました。その火を眺めながらみんなでキラキラ星を歌い、キャンプファイヤーが終了しました。
家族と離れて、お友だちと一緒に過ごす夜は、遊び疲れたせいか、健やかな寝顔で眠りました。
ドキドキ、ワクワクしたお泊り保育。友達と一緒に力を合わせて頑張って乗り越えました。心も強く、大きくなりましたね！