2月28日（火）、年少児を対象に「劇遊び参観」を行いました。
この日は各保育室で保護者の方が見守る中、先生と一緒に台本のない劇遊びを思い切り楽しみました。みかん組は「ふしぎなせんたくき」を、もも組とりんご組は「ももちゃんとこいぬ」をテーマに、それぞれの感性で劇の役になりきります。

「ふしぎなせんたくき」がテーマのみかん組では、先生が洗たくごっこが大好きなももちゃんを、園児たちは洗たく物になります。先生がなりきるももちゃんは洗たく屋さんになり、園児がなりきる洗たくものと一緒に踊ったり、洗濯機の中をグルグルまわったり、ジェットコースターに乗ったりしながら、楽しく洗たくをしました。
「ももちゃんとこいぬ」がテーマのもも組とりんご組では、先生が子犬が大好きなももちゃんを、園児が「しろ」という名前の子犬になりました。ももちゃんと一緒にお留守番をしながら、ミルクを飲んだりお風呂遊びをしたり。子犬になりきって一緒に遊びました。

この台本のない劇あそびは、園児の感性や想像力の成長を第一に考えた遊びです。その役になりきることで、その役の立場で考え想像し、生き生きとした自分のや体の動きとなって現れます。五感を働かせて全身で感じ表現する園児の世界に、保護者の方も引き込まれたようでした。

最後に各クラスに分かれて今年度最後の学級懇談会を行いました。1年間の園児たちの成長や変化を、先生から保護者の方へお話しし、保護者の方からも幼稚園に通うようになってからの、自宅での変化などを聞かせていただきました。また、保護者の方同士で子育ての悩みや不安を共有できる、とてもいい機会になりました。
園児一人ひとりがそれぞれのペースで成長し、どんどんたくましく大きくなっている姿を、保護者の方々に見ていただくことができました。