年少児が秋の遠足で屋敷山公園に行きました。 公園は葛城山のふもとにあり水と緑がいっぱいのところです。園児たちは古墳に隣接した広い芝生広場に着くや、リュックをおろすのももどかしく、駆け出す子、虫探しを始める子、落ち葉拾いを楽しむ子と、自然の中へ飛び出していきました。
始めにクラス毎に記念撮影をして、その後たっぷり自然と触れ合いました。「先生、カマキリ!」「あ、バッタだ!」「キリギリスだ」と草むらで虫を追う一方では、木立の下で茶色や黄、赤の秋色に染まり始めた葉っぱを集めたり、ドングリ拾いに夢中になる子など、どんどん遊びを進めました。
木の幹にかくれんぼしていた木の色そっくりなカエルを見つけたときは、木の周りをみんなで取り囲んでカエルさんの動きを観察。大きなモチモチの木の下では「♪この木なんの木」の曲に合わせて踊ったり、芝生の上で「どんぐりころころ♪」ところがったりして遊びました。
さわやかな空気の中でいっぱい遊んだ後は楽しいお弁当タイム。みんなで大きな輪になってお母さんの愛情いっぱいのお弁当やおやつをいただきました。
今日の年少さんは、自分のしたいことを自分で見つけてどんどんたくましく遊ぶ一方で、集合や準備、お片づけなど、状況にあわせて自分で動き出すことも自然とできていました。「この3歳の時期に大人がどれだけ“待って見守る”か、動き出す機会をどれだけ経験させてもらえるかが大切なのですね」と、片岡園長先生。園児たちは、ビニール袋にドングリや葉っぱのおみやげをいっぱい手にして園バスに乗り込みました。 |