年長児にとって幼稚園最後の夏、おうちの人と離れて幼稚園の先生やお友達と一緒に夜を過ごす、お泊り保育を行いました。 日中にネイチャーゲームやプール遊びやすいか割りを思いきり楽しんだあとの、夕食前のお楽しみタイムは、先生方手作りのお化け屋敷です。 「こわくないもん!」と強がりながらこわくて前に進めなかったり、出口でスタンプを押すとき手が震えてなかなか押せなかったり、園児にとってはこわくてドキドキでしたが、勇気を振り絞った体験でした。
具だくさんカレーに、具だくさんフルーツヨーグルト、昼間に割ったすいかの夕食では、みんなにぎやかに、でもお行儀よく、ほとんど残さずぺろりと食べました。 夕食後の歯みがきもシャワーの準備もみんなしっかりできました。
沈んでいくお日様にみんなでバイバイした後は暗くなった園庭でのキャンプファイヤーです。 先生方にフェイスペインティングしてもらった園児たちは大喜びで、それぞれ思い思いに作った頭飾りと武器を持ち、すっかり気分はインディアン。 火の神様にキャンプファイアーの点火をしてもらったあとは、幼稚園に以前から伝わるインディアンの踊り「アダランバ」を楽しみ、『大好きなぼくのミックスジュース』を歌ったり、盆踊り『ちびまる子ちゃん音頭』を楽しみました。
そして、いよいよキャンプファイヤーの火ともお別れです。 「キャンプファイヤーのように熱く燃えているみんなの心の中の夢や希望の火を大事にしようね」という園長先生のメッセージとともに、みんなで輪になって手をつなぎ、「心の火」をひとりずつお隣の人に回しました。 「心の火」の意味は今まだわからなくても、この時のことを園長先生の言葉とともに、いつかきっと思い出す時がくるでしょう。
キャンプファイヤーの火、みんなで回した「心の火」、育友会のお母様方がみんなのためだけに用意してくださった100発もの打ち上げ花火、いつまでもみんなの心に楽しくて、元気が出る思い出として残りますように・・・。
すやすやと眠る子ども達の寝顔は満足気でした。 |