6月8日、年中・年長の園児たちが時計屋さん見学に行きました。この行事は6月10日の「時の記念日」を前に、時間に興味を持つことをねらいに毎年行っています。
まず、年中と年長に別れて「大和高田さざんかホール」の正面広場にある「からくり時計」を見学しました。園児たちは、大きな木の形をした時計台を見上げて「まだかな？」「針が動いた！」と、毎時0分になると動き始めるからくりを心待ちにしました。
そして、針が0分を指すとゆっくりと扉が開いて、「森のクマさん」のメロディーと共に、中からウサギやクマ、人形が現れると歓声があがりました。

その後、天神橋筋商店街（さざんかストリート）にある森田時計店を訪れました。森田さんから「6月10日は時の記念日です、時間は大切に使おうね」と教えていただき、色々な時計を見せていただきました。
園児たちは、「ボンボンボン♪の音と、数字は同じだけ鳴ってるよ！」と鳩時計に興味津々の様子で、「1回、2回･･･」と数を数えたり、キャラクターの目覚まし時計に「かっこいいなぁ」と感心したりして、それぞれの時計に興味関心を寄せていました。
そして、最後に文字盤がクルリと1周する掛け時計を見せていただいて、「あっ！６が９になった」と新しい発見をして喜んでいました。

掛時計や置時計、目覚まし時計、腕時計などの多種多様な時計を見せていただいた活動を通して、園での時計屋さんごっこを楽しんだり、表現あそびを楽しんだり、展開していきたいと思っています。そして夢のある楽しい時計をつくりたいと思っています。
それぞれの発達段階に合わせて時は見えないけれど、生活の中で時に触れさせてあげたいと考えています。