冬の青空が広がる中、自分たちでいろいろな絵を描いたたこを持って、年少児たちは園庭で、年中年長の園児たちは同じ高田キャンパスにある奈良文化高校のグラウンドに出かけてたこあげに挑戦しました。

年少児たちは、「うまくあがるかなぁ」と不安そうでしたが、先生の「３・２・１、走って！」という声に合わせて手を高く掲げて走ると、たこがフワリと浮き上がりました。「飛んだ飛んだ！」とうれしそうな声をあげ大喜びして、園庭を元気に駆け回っていました。

一方、年中児たちは高校の大きなグラウンドでたこあげを楽しみました。他のお友だちとぶつかって、たこの糸が絡んでも「ごめんね」と声をかけ、気を取り直して再挑戦したり、「風が強いからひっぱられるよ～」と足を踏ん張ったりして、上手に揚げることができました。

続いて、年長の園児たちが一回り大きなたこを持って登場。「大きいから、ちょっと難しいねん」と言いながらも、グラウンドいっぱいに駆け回ってたこあげをしました。「ちょっと糸を長くしてみるよ！」と、少しずつ糸を伸ばしてみたり、たこを風にのせようとバランスをとって工夫したりして楽しく取り組んでいました。

園児たちは、「広い運動場は疲れるわ」と言いながらも、思う存分たこあげを楽しめたようです。