子育てトークサロン「ほっこり」が今年度も始まりました。第1回目は奈良文化高校のリズム館をお借りし、お母さんが元気になる回として「フラダンスを挑戦しましょう」を行いました。ハワイの雰囲気が漂うパウスカートや華やかなレイを身につけ、優雅に踊りを楽しみました。

講師として、橿原市を中心に活動する「生涯学習フラ友の会」の皆様をお招きし、久保見シゲ子先生を中心にハワイ音楽の定番『カイマナヒア』を1曲教わりました。基本ステップのカホロの指導や、歌詞に出てくるダイアモンド・ヘッド、ワイキキビーチ、カピオラニ公園などを表す動きを解説していただき、「フラの踊りは手話のようなもの。正しく手を動かさないと違う言葉になってしまいますよ」とアドバイスを受けながら、繰り返しリズムに乗せて踊りました。

最後は友の会の皆様に、福島県いわき市スパリゾートハワイアンズのダンサーが東日本大震災の復興キャラバンで踊った『フラガール～虹を～』を含む、全６曲を披露していただきました。参加したお母さん方は、ゆったりとした南国の音楽やフラダンスのしなやかな動きにすっかり癒やされた様子で、「すごく楽しめました。こういう機会じゃないと挑戦できないので、またあればうれしいです」「他のお母さんとも話ができ、リフレッシュできました」と感想を話していました。

終了後は、角田道代園長から新学年になった園児の様子が報告され、「今は皆、新しい居場所を見つけようと精いっぱいがんばっています。お母さんはにっこり、あなたなら大丈夫よ、と送り出してあげてください」と話し、今年度最初の「ほっこり」を終了しました。