『地震が発生し、その後、配膳室から出火した』という想定で、園全体で避難訓練を行いました。

午前10時、主任教諭の高谷先生の「地震が発生しました」の放送が流れると、園児たちは、部屋の中央に移動して身をかがめました。先生たちは、一斉に保育室の扉などを大きく開けて出口を確保し、園児の安否を確認しました。

その後、火災発生を告げる放送とともにベルが鳴り響くと、園児たちは、座布団（防災頭巾）などで頭を守りながら、押さない、走らない、しゃべらないという「お・は・し」の約束事を守り、園庭の端まで避難しました。

園庭に整列した園児たちに、高谷先生が、「転んでしまった子もすぐに起き上がって最後まで逃げてきました。とてもよくできました。本当に地震が起きたときも今日のように行動しましょう」と呼びかけました。

今回、年長組の園児たちには、日常の中での訓練という目的で、開始時刻を知らせずに訓練を行いました。訓練を終えて、年長児たちは「上靴のまま逃げてもよかったのかな？」などと自分の行動を振り返り、『自分の命、お友だちの命を守るための行動』について、担任の先生と話し合いました。