ニュース

ニュース・トピックス

奈良少年刑務所の法務教官をお招きし、教育講演会を行いました

  • 奈良少年刑務所の法務教官をお招きし、教育講演会を行いました
  • 奈良少年刑務所の法務教官をお招きし、教育講演会を行いました
  • 奈良少年刑務所の法務教官をお招きし、教育講演会を行いました
  • 奈良少年刑務所の法務教官をお招きし、教育講演会を行いました

日曜参観で子どもたちは、楽しくお家の人と触れ合ったり、一緒にゲームを楽しんだ後、保護者の皆様に奈良文化高校NBシアターに移動していただき、教育講演会を行いました。

今回講師としてお招きしたのは奈良少年刑務所で法務教官教育専門官を務めておられる小西好彦教官、テーマは「心を育てる」です。
小西教官は罪を犯してしまった子どもたちやその家庭環境にもふれつつ、刑務所内では「自己評価」が低い子が多いことに言及。「家庭で“ありのまま”でいられない子どもは、不安を抱え、心理的な成長が止まってしまう」と、家庭で十分な愛情を注ぐこと、子どもの話をしっかりと聞いてあげることがいかに大切かを語ってくださいました。

また「体がしっかりと食べ、睡眠をとり、運動することでつくられるように、心にも愛され、認められると同時に、適度な運動が必要」と、子どもの気持ちになり、大人の価値観を入れずに話しを聞くこと、子どもの不平や不満、言い訳の中に、本音があることなどを説明。「本当の気持ちを説明することは、“健全な甘え”。ぜひこれができる家庭環境を作ってあげてください」と話してくださいました。

保護者の方からは、「分かりやすく、ためになった。“心も体と同じように、愛され、認められ、そして心の運動で成長する”というのが印象的だった」などの感想をいただきました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。