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子育てトークサロン「ほっこり」を開催しました

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奈良文化高校のさくら食堂をお借りして、園児の保護者を対象とした子育てトークサロン「ほっこり」を開催し、高校の生徒と一緒に味噌作りをしました。

今年も食育指導士の渡辺寿美子さんと「食育を考える会」の皆さんに指導していただき、約150キロの味噌を仕込みました。
はじめに渡辺さんは、「発酵食は、子どもたちの健康な体をつくるのにとても良い食材。加工食品が蔓延する時代だからこそ、母親の愛情のこもった手作りの本物の味を食べさせてあげてください」と話されました。

作業は、準備された蒸煮したスリ大豆とぬるま湯をこねることからスタート。しっかりと混ざったら米麹を加えて再びこねます。「コツは混ぜるのではなくこねること!」と渡辺さんの声が飛ぶ中、次第に味噌らしい滑らかさが出てきました。
味噌作りは初めてという年少児のお母さんは、「自分で作ると何が入っているかわかるし、安心なのが一番うれしいです」と話しながら、味噌玉を樽に叩き入れると「すっきりした~」と笑顔になりました。

塩蓋をして、すべての作業を1時間余りで終えると、お母さん方は達成感いっぱいの笑顔で、「早く味噌汁にして食べたいです」と待ち遠しい様子でした。

最後に、渡辺さんは「味噌作りも、何でも後始末が肝心。味噌を仕込んだ後をちゃんと丁寧に始末しておけばカビも生えないし、いいお味噌ができます。手間ひま惜しまずに子どもたちに本物の味をぜひ伝えていってほしい」と結ばれました。

今回仕込んだ味噌は、11月までは園で預かり熟成させた後、参加された皆さんで分けたり、「ほっこり味噌」として秋のバザーでも販売したりする予定です。