「日本こままわし普及協会」の柚木實さんにお越しいただき、コマ回しを楽しみました。

はじめに、柚木さんは木や鉄、缶でできたいろいろな種類のコマを回してくださいました。「シュッ！」という音と共にコマが回転すると、園児たちは歓声をあげて大喜びし、「すごいね！」と拍手を送りました。

そして、『コマの滝のぼり』や『カツオの一本釣り』『どじょうすくい』などの技を次々に見せてくださいました。きれいな色のコマが柚木さんの手のひらから細い竹の棒に移ったり、紐の上をつたって移動したりする様子に、子どもたちは「いっぱい練習したらできますか？」「手の上で回っても痛くないですか？」と、たくさん質問していました。

最後は、「コマの糸渡り」という技を披露してくださいました。10メートルの長さに張った透明な糸の上をコマが滑っていく様子は、まるでＵＦＯがフワフワと飛んでいるように見え、子どもたちは「手品みたい！」「かっこいい！」と大興奮していました。

また、年長の園児たちはクリスマスにサンタさんからいただいた自分のコマを回したいという願いから名人から回すコツを教わりました。
そして、ヒモの巻き方やコマの投げ方を教わって何度も挑戦するうちに、最初は回すことができなかった子どもたちが、30分ほど経つと「回ったよ！」「先生、できた！」といった歓声をあげて、夢中になって取り組んでいました。

柚木さんは、「来年はもっとすごい技を練習してくるからね。みんなもがんばって練習してくださいね」と、うれしい言葉をかけてくださいました。