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日曜参観を行いました

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6月18日、日曜参観を行いました。涼しささえ感じる薄曇りの穏やかな日和の中、子どもたちはお家のみなさんと手をつないで、嬉しそうな笑顔いっぱいで登園してきました。
お母さんに混じって、おじいちゃん、おばあちゃんはもちろん、今日は父の日ということもあって、たくさんのお父さんも一緒に参加しました。

参観は子どもたちの日常を見ていただくだけではなく、お家の方も子どもたちと一緒になってさまざまな遊びを体験しました。
日頃、子どもたちがやっているリズム体操では、子どもたちの速い動きになかなかついていけず「明日はきっと筋肉痛だよ」と悲鳴をあげているお父さんもいました。
子どもたちが自宅ではなかなか出来ないような、アクティブな遊び、大人も交えてたくさんの人と一緒にする遊びなどを、お家の皆さんとおもいっきり楽しみました。

園庭では年長児とお家の皆さんが共に「トンカチ遊び」を行いました。子どもたちがあらかじめ絵の具で絵を描いた木の板に、小さなボールを転がすための釘の道を作るために、順に大きな釘をトンカチで打ち込んで行きます。チームごとにお家の皆さんもボールのスタート地点やコースを子どもたちと相談しながら、マーキングし、釘を打ち込みました。作業が進むにつれトントンとリズミカルな音が園庭に響いていました。重いトンカチを振り下ろして力強く釘を打ち込む子どもたちの様子を見て、たくましくなったわが子の姿にとても嬉しそうに見守ってくださるおうちの皆様の姿が印象的でした。

同じキャンパスの敷地内にある奈良文化高等学校の奏ホールでは、福音館書店で長年絵本の研究をされてきた関口徹先生をお迎えし、年少児と年中児の保護者を対象に「絵本の読み聞かせについて」をテーマとした教育講演会が開催されました。
その中で、特に幼児期の子どもたちに、必ず毎日、絵本の読み聞かせをしてあげることが、子どもの発達にとって、とても大事であることが話されました。特に子どもたちの言葉の獲得のためには、読み聞かせが不可欠であることが何度も伝えられました。絵本を①文字を教える道具にしない、②知識を教える道具にしない、③しつけに使わない、と教えてくださり、読みっぱなしで物語そのものを親子で楽しんでほしいと話されました。そして、絵本の読み聞かせは今しかない親子の幸せを共有する時間であると伝えてくださいました。

終了後、講演を聞いたお母さんからは「毎日、絵本を読んであげないとダメだと思いながら、どうしても面倒になって。でも、今日からは自分もちゃんと読み聞かせを楽しみます」という声を伺いました。