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お茶会を行いました

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1月16日(水)に、年長児・年中児が、奈良文化高等学校の学生寮の和室をお借りして、お茶会を行いました。年長児は、学期毎に裏千家の吉野宗芳先生より、日本の伝統文化である茶道に触れながら、「礼法」や「もてなしの心」を教えていただいてきました。年中児にとっては初めてのお茶会です。
この日は、始めに、掛け軸の「十二支」についてのお話をしてくださいました。そして、みんなで心を合わせ、「十二支」を数えました。お茶菓子は絵馬をイメージした和菓子で、今年の十二支である“亥”の文字が書いてありました。子ども達は和菓子の絵馬を見ながら「この文字は、いのししの“い”って書いてある!」「絵馬って神社にあるやつや!」と嬉しそうに見て、和菓子を黒文字を使っていただきました。
年長児たちは、これまで教わってきたお辞儀(座礼・立礼)の仕方、お茶とお茶菓子のいただき方などをお稽古しました。お菓子をいただくときには「ちょうだいします」と言って丁寧に一礼する作法や、お茶の飲み方を復習しました。そして、年中児のお友だちにお茶出しをしました。年中児は初めてのお茶席に戸惑いながらも、年長児のお兄さんお姉さんたちに「ありがとう」の気持ちを持ってお辞儀をすることを教わり、お茶をいただきました。「いい香り」と思わず話すお友達もいました。
最後に吉野先生が「みんなが、お茶会をできるのは、周りにたくさんの人が支えてくれているからですよ。ありがとうと感謝の気持ちを持ちましょう。」「思いやりの心や、気配りは人と繋がるために大切なことですよ。」という熱心なご指導をしてくださりました。そして、春には小学校一年生になる年長児へ熱い応援の言葉もくださいました。
園児たちは、吉野先生に「ありがとうございました」と1年間のお礼を言って、今年度最後となるお茶会を終えました。