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令和元年度「卒園式」を挙行しました

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3月18日(水)、第53回令和元年度「卒園式」をリズム室にて挙行しました。新型コロナウィルス感染拡大予防のため規模を縮小して行いました。
晴れて卒園をするのは、うさぎ組22名、りす組22名、あひる組23名の計67名(うち2年保育7名)の年長児です。教職員や保護者・来賓の皆様が見守るなか、担任の先生を先頭に、花のアーチをくぐって園児たちが入場してきました。少し緊張しながらも堂々とした表情で、自信に溢れていました。これまでに何度も歌い、慣れ親しんだ園歌を大きな声で斉唱しました。
 いよいよ修了証書の授与式です。子どもたちの目をまっすぐ見つめられるよう小さく作った演台から、角田園長が修了証書をひとりひとりに手渡しし、「おめでとう」と言葉を贈りました。園児たちは一礼して舞台を降り、お母さん、お父さんのところへ歩み寄って、大切な証書を預けました。角田園長が、「証書はみんなが幼稚園でいっぱい力をつけたから小学校へ行っても大丈夫という印です。いやだなあ、むずかしいなあ、と思うこともあるかもしれません。でも大丈夫。知らないことを知るのって、面白い。わからないことがわかるのって、楽しい。がんばることを楽しんでください」と式辞を述べました。その後、奈良学園伊瀬敏史理事長から挨拶があり、育友会会長から「おめでとう」とお言葉をいただきました。
 コーラス部の皆様が舞台に上がり、思いを込めて「生まれてくれてありがとう」を合唱しました。本当はお別れ会にて歌ってくださる予定でしたが、お別れ会をすることができませんでした。その分心をこめて、「送る歌と」して歌っていただきました。そして、奈良文化幼稚園オリジナルバージョンの「お別れのうた」を教職員が歌い、「卒園おめでとう!」と声をそろえました。最後に、子どもたちが「卒園のうた」として「あしたもげんきで」、「にじ」、「いちねんせいマーチ」を歌ったあと、再び花のアーチをくぐって退場しました。手を大きく振って笑顔で歩む園児もいれば、ぽろぽろとこぼれる涙をこらえようと懸命な園児もいて、それぞれが園との別れを惜しんでいました。
 例年にない対応のため、卒園式の練習が全くできないまま迎えた当日でしたが、子どもたちはしっかりとやり遂げてました。保育室に戻った園児たちは、アルバムや記念品を受け取ったり、先生が代読する年中児からの言葉に耳を傾けたりと、残った時間を大切に過ごしました。
まもなく4月を迎え、卒園児たちは小学校1年生です。玄関前の桜のつぼみのように、期待に胸をふくらませて、子どもたちは奈良文化幼稚園を後にしました。