4月11日（土）、令和2年度「入園式」を挙行しました。
今年度は新型コロナウイルス感染防止の観点から、ニ部制での開催です。桜が咲き残る春らしい晴れの日、ひとまわり大きい制服に身を包んだ新しいお友達が奈良文化幼稚園に入園しました。先生たちに「制服が似合っているね、かっこいいね！」と声をかけられ、少し照れながらも嬉しそうな表情です。
時間になると子どもたちは、保護者の方と一緒に花のアーチをくぐってリズム室に入場しました。
そして担任の先生に名前を呼ばれると、緊張しながらも、「はい」とお返事できました。園長式辞で角田道代園長は、子どもたちに「みんなはこれから幼稚園に来て、ひとりでできることがいっぱい増えます。いっぱい遊んでぐんぐん大きく強くなります。だから今日はおめでとう」と声をかけました。また、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた休園について触れ、「何よりも大事なのはみんなの命です。先生たちもみんなに会いたいけれど、がまんします。そして今度会える時、元気に笑って会おうね」「離れていても、みんなは奈良文化幼稚園のお友達です」と呼びかけました。
そして保護者の方々には「私たちは『遊びこそ学び』の精神を実践し、しっかりと大地をつかむ丈夫な根っこをお子様の心に育てます。明日が分からない状況だからこそ、今とここを大切に、今日のこの瞬間を皆様と共有できたことを心から嬉しく思います。ご家庭と園が心をひとつにして、お子様の豊かな未来のために支え合いましょう」と話しました。
来賓として奈良学園理事長と育友会会長にご列席いただきました。
理事長挨拶のあとは、教職員による自己紹介です。歌や太鼓も交えた紹介に、子どもたちだけでなく保護者の皆様からも笑顔がこぼれていました。
入園式が終わってから、それぞれの保育室で担任の先生との顔合わせがありました。
保護者の皆様への連絡を行ったほか、子どもたちには連絡帳や入園祝いのプレゼントであるお絵かき帳が手渡されました。子どもたちはピカピカの通園カバンに受け取った物を一生懸命しまっていました。こうして年少児74名、年中児2名、計76名を奈良文化幼稚園の新しいお友達として迎えることができました。しばらくは休園が続きますが、奈良文化幼稚園では「いっしょにあそぼう!! つながるぴったんこチャンネル」を開設し、幼稚園と子ども達がつながることができるよう取り組んでいます。教職員一同、子どもたちに再会できる日を心待ちにしています。