10月30・31日、年長児がお泊り保育を行いました。おうちの人と離れて幼稚園のお友達や先生と一緒に過ごします。

1日目の30日（金）は幼稚園バスに乗って二上山へ山登りに行きました。登山口で、「エイヤ―！」とみんなで気合を入れて、出発です。小川や大きな岩を見たり、ことりの鳴き声を聞きながら登りました。「き せたかいな～」と木の高さに驚き、いっぱいの木に囲まれた道をずんずん歩き、頂上を目指し、一歩一歩登りました。途中目標の看板を見つけて「もうすぐだよ～！」と後ろの方にいるお友達に大きな声で知らせる子もいました。登山途中、運動会で年長児みんなで言った「きあいのことば」の“お泊り保育バージョン”を考えた子ども達もいました。「きょうは たのしいおとまりほいく！」と元気に声を出し、明るく登りましたよ。頂上付近になると光が差し込んできて「もうちょっと！」とさらに張り切って、力強く登る子ども達でした。そして頂上に到着！「きれいやなあ」「きもちいい！」「ようちえんがみえる！」と山からの景色を見て感じたことを話していました。その青い空ときれいな景色を見ながら、みんなでおにぎりを食べました。
　下山は、登るときよりも斜面が険しかったのですが、どの道を行ったら危なくないか考える子、しゃがみながら降りる子、ゆっくり降りる子…、それぞれが自分で考えながら下りました。どの子も諦めることなく、自分の力で山登りをすることができました。心も体も強くなったなと感じ、嬉しかったです。
下山した後は、ふるさと公園まで歩いていきました。到着してからはみんなでおやつを食べ、芝生で自由遊びをしました。追いかけっこをしたり、芝生の上をコロコロ転がったり、お相撲ごっこをしたり、身体を使ってたくさん遊びました。