10月26日（水）、年長組の園児が大きな観光バスに乗って奈良公園へ秋の遠足に出かけました。今日は、奈良文化高等学校から来てくれたお姉ちゃん先生たちも一緒です。晴れた青空の下、公園は散策に訪れた人々で賑わっていました。

　集合写真の撮影を終えて、最初に向かったのは東大寺の大仏殿です。向かう道の途中、鹿たちがあちこちで園児たちを出迎えました。「これから大仏さまが住んでいる大仏殿に行くよ」と先生に聞いて、列を作って建物の中を進んで行きました。大きな階段を上って大仏殿の中へ入ると、大きな大仏さまが座っていらっしゃいます。「目がちょっと開いてるね」「小さい大仏さまもいるね」と、気がついたことを言い合って、みんなで大仏さまのポーズを真似しました。虚空菩薩像の脇を通って、大仏さまの大きな背中も鑑賞しました。

　大仏さまを見た後は芝生に出て、楽しみにしていたお弁当を食べました。みんな嬉しそうです。食べ終わった人から芝生で遊んでいると、子ども好きの鹿がやって来て触らせてくれました。園児たちは、背中を撫でて「ふわふわ！」と声を上げていました。

　お弁当を片付けたら、公園散策に出発です。奈良公園の中には大きな木がたくさん生えていて、梢から野鳥の声がよく聞こえてきました。最後に「鹿さんばいばい！」と手を振って、幼稚園に帰りました。