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七夕まつり会を行いました

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 7月7日(金)の七夕の日、毎年恒例の七夕まつり会を行いました。

 園児たちの願い事の短冊や折り紙で彩られた笹の木が、リズム室を包み込むようにたくさん飾られています。
 リズム室に入った園児達は、ピアノに合わせて元気に歌を歌いながら、これから始まる七夕まつり会が待ちきれない様子です。

 最初に園長先生から「今日はお星さまのおまつりです。どうして今日がお星さまのおまつりか、みんなで考えてみましょう。」と挨拶があり、つづいて、園児たちは元気に「たなばた」の歌を歌いました。

 続いて先生からの劇、「天の川にかかる橋」です。昔、中国の天に、織姫という上手に布を織る娘がいて、その布を献上された天の神さまはたいへん喜んでいました。そして天には、彦星という若者もいて、牛といっしょに畑を一生懸命に耕していました。そこで、神さまは織姫と彦星を夫婦にしようと考えました。でも、二人は結婚すると仲良くすることに気をとられ、織姫は機(はた)を織ることを忘れ、彦星も畑を耕すことを忘れてしまいました。その様子を見て怒った神さまは二人を天の川でへだててしまいました。それから心をいれかえて、一生懸命仕事を始めた様子を見て、神さまは一年に一度、7月7日に二人を会わせることにしました。でも、二人は天の川を渡ることができません。園児達は、二人は会えないのかしら…と心配そうに舞台を見つめていましたが、そこに4羽のカササギがあらわれ、大きな翼で橋を作って二人を渡してくれました。会うことができて幸せそうに踊る織姫と彦星を見て、園児達からは笑顔がこぼれていました。劇の後には、織姫と彦星にちなんだ「夏の大三角形」の星座のお話もありました。

 つづいて園長先生から、さきほどの劇の中で織姫が織っていた布と、それを縫う針と糸や、彦星が作っていた夏のお野菜を、二人が一年に一度、会えるようにお供えするということを教えてもらいました。劇とお供え物のお話で、どうして今日がお星さまのおまつりか、園児達が理解する機会になりました。

 各学年の先生からは、お外で毎日、自転車に乗る練習をしている園児の「じてんしゃにのれるようになりたい」という頑張り屋さんの願い事や、「ようちえん、たのしいからもっといきたい」という、先生が嬉しい気持ちになる願い事の短冊の紹介がありました。年長組の園児の願い事には、「たくさんの人を助けられる看護師さんになりたい」という、たのもしい願い事もありました。

 夜に見ることができるかもしれない彦星と織姫の星に思いをはせて、最後は「きらきらぼし」をみんなで合唱しました。