ニュース

ニュース・トピックス

みどりの幼稚園を行いました

  • みどりの幼稚園を行いました
  • みどりの幼稚園を行いました
  • みどりの幼稚園を行いました
  • みどりの幼稚園を行いました

 9月20日(水)、『みどりの幼稚園』を行いました。

 年長組は近くの畑でおいもほりです。畑では、園児達は普段見る機会のない、長い長いおいものツルと葉っぱや、おいも以外に栽培されていたナスビやネギなどに興味津々です。「おいもは土の中でおねんねしているから、やさしく折らずに掘ってあげてね!」との先生のアドバイスどおりに、園児達はやさしく土を手で掘っていきます。だいぶ、おいもが見えてきたところで力いっぱい引き抜くと、スポッと上手においもが引き抜けました。「うわぁ、こんなに大きいおいもがとれたよ!見て見て!」と、中には自分の顔ぐらいの大きさのお芋を掘り出した子もいて、近くのお友達や先生に見せにいきます。「先生、ぼくは10個ほったよ!」と得意げに先生に報告に行く園児もいます。袋に入りきらないくらい大きなおいもをたくさん収穫した園児達は、重たい袋をしっかり持って満足そうな笑顔で園にもどりました。

 園では、おいもを太陽の光にあてて乾かします。先生が「なぜ、おいもを太陽の光にあてるのかな?」と園児達にたずねると、みんな元気に、「太陽の光にあてて、もっと甘くするの!」と、元気に答えました。いろんな形のおいもを並べていると、中には根っこのついた大きなおいももあって、園児達は不思議そうにしていましたが、先生が「この根っこから栄養を吸って、おいもは大きくなるんですよ。」と、教えてくれました。

 年少組と年中組は、奈良文化高校のある高田キャンパスへ向かいました。今年は残暑がきびしく秋の気配はまだ遅く、キャンパスの木々も青々としています。「今、この木の葉っぱはみどりだけど、もっと涼しくなったら色づくんだよ。どんな色になるかな。」とお話しながら歩きました。芝生広場ではヨーイドン!で元気に走ったり、まだ夏のような林の中でカエルやテントウムシを見つけた園児もいました。まだまだ数は少ないけれど、どんぐりや松ぼっくりを発見できた園児もいて、みんな、うれしそうに見せてくれました。

 この日もまだ30℃を超える暑さだったので、『みどりの幼稚園』を楽しんだ後は涼しい保育室でお弁当を食べました。園児達はお友達と相談しながらお気に入りの場所をえらんで、おうちの人の手づくりのお弁当タイムを楽しんでいました。

 年少組と年中組のおいもほりも楽しみです。おいもをしっかり乾かして甘くなったら、みんなで焼き芋を食べようね。