10月14日（土）、奈良文化高校のグラウンドで令和5年度運動会を開催しました。

　昨年度までコロナの影響で学年別で実施していた運動会ですが、今年度は年中児と年長児2学年合同で実施しました。グラウンドに入ると、園児たちがこの日のために文字とかざりを作ってくれた、「レッツ　チャレンジ！」と「えがお　いっぱい！」の入退場門が運動会のムードを盛り上げてくれています。開会式では、「たのしみにしていた運動会。最後までがんばります！」と、園児たちが元気よくエイエイオー！をして、「うれしいな　うれしいな　きょうは楽しい運動会！」と、みんなで歌いました。

　全員で「ぐんぐんどこまでも」の体操をした後は、年中児のかけっこです。みんな笑顔で、力いっぱいゴールまで25ｍ走りきりました。年中児のかけっこの後は、年長児たちが日頃から鍛えている体幹やバランス力を使い、先生の打つ太鼓の音にあわせて、組み立て「ぼくらはもうひとりじゃない」の演技を見せてくれました。心をひとつにしての演技に大きな拍手をいただきました。続いて、年中児の「南の島まで　レッツゴー！」では、カラフルなポンポンを手首につけ、先生のタンバリンの音色にあわせて、カメさん、フラミンゴさん、おさかなさんやクラゲさんなどの南の島の生きものたちになって、かわいいリズム演技を見せてくれました。そして最後は、大きなバルーンをメリーゴーランドにしたり、大きな風船にしたり、みんなで楽しく協力して、ダイナミックな演技を見せてくれました。「みんなしんけん　ちからくらべ」のつなひきでは、年長児がチーム全員で協力して紅組、白組、どちらも全力を出しきってがんばりました。

　続いては、年長児、年中児の合同競技、「かがやけ！わんぱくっこ」です。年長児が年中児のペースに合わせてフープの中でバランスをしたりスキップをして、グラウンドの中央まで進んでいきます。そこには、花びらや葉っぱの形をした色とりどりの画用紙が用意されていて、段ボールに貼って飾りつけていきます。さあ、何ができるのでしょうか？　園児たちが飾りつけた段ボールを先生が組み立てていくと、大きな「わんぱくの木」ができあがりました。全員で力をあわせてできあがった「わんぱくの木」のまわりを、園児たちは笑顔で駆けぬけて行きました。

　最後の競技は、今年が幼稚園最後の運動会となる年長児のリレー競技、「こころをひとつに！」です。真剣なまなざしでバトンをつなぎ、どの子も全力を出しきって、応援している側も思わず力のはいる、見ごたえのある接戦を繰り広げていました。

　運動会の最後には、園児たちから、「楽しかった運動会。応援ありがとうございました！」と、観覧に来ていただいた方々に感謝の気持が伝えられました。園長からは、「がんばることを楽しんで、みんなニコニコ、笑顔になる運動会でした。この運動会を、ホップ！ステップ！ジャンプ！のきっかけにしてくださいね。一生懸命がんばった、みんなが一等賞です！」と言葉があり、園児一人一人に先生から金メダルが贈られました。また、ご褒美と保護者の方へのお礼品をプレゼントしました。秋らしいさわやかな気候の中、多くの方々のご協力で運動会を開催することができました。ありがとうございました。