12月14日（木）、明るい冬晴れの空の下、毎年恒例のマラソン大会を行いました。年少児は学園会館の周囲、350メートルのコース、年中児は少し離れた奈良文化高校のキャンパスを駆け抜ける700メートルのコース、年長児はさらに長距離の1キロメートルのコースです。

開会式で角田園長は、これからマラソンにチャレンジする園児たちに、「お馬さんがパカパカ走るように、ゆっくり長くゴールまで、止まらず最後まで走りぬけましょうね。」と声をかけました。「どんぐり体操」で体を温めて、いよいよマラソンの始まりです。

スタート前には、みんなでこぶしを高くかかげて元気に、「エイエイオー！」と、掛け声をかけました。奈良文化高校のソフトボール部のお姉さん達に伴走してもらって、元気いっぱい駆け出す園児たち。長い距離を走りぬくのに、途中、涙が出てきてしまったりする園児の姿も見られましたが、先生や伴走のお姉さん達のはげましや、コースの沿道の他の学年の園児と保護者の皆さんの、「がんばれ、がんばれ」の応援エールにも支えられて、それぞれに一生懸命に足を動かし続け、ゴールにたどり着きました。

ゴールの後、園児たちは見守ってくださっていた、おとうさん、おかあさんに、「見ててくれた？　がんばって最後まで走ったよ！」と、充実した笑顔をうかべて、完走の報告をしていました。

マラソンのあとは服を着替えて、みんなでホットカルピスを飲みました。がんばって走り抜いたことをたたえて乾杯します。「おいしいね」「体があたたまるね」と、笑顔の園児たちでした。

参加した園児たちは、しんどくてもあきらめず全員が完走し、一人ひとりがやりきった気持ちを感じることのできたマラソン大会でした。