1月17日(水) 子育てトークサロン「ほっこり」が実施されました。

　今回のテーマは、「みんなで『ほっこり味噌』をつくりましょう。」です。子どもの丈夫な体づくりと家族の健康な生活を「食育」を通して実践していくことをコンセプトに、今回は安心安全な手作り味噌「ほっこり味噌」の仕込みを企画しました。今回は、アドバイザリースタッフとして「食育を考える会」のみなさんにお味噌づくりの講師陣としてご協力いただき各デーブルを巡回しながら丁寧にご指導いただきました。初めて参加された方もベテランの講師陣にサポートされて、しっかりと仕込みをされていました。

　すり豆をぬるま湯でドロドロに溶かしたり、麹を入れて混ぜて「味噌玉」と呼ばれる小さな玉をつくり、最後は大きな桶に投げ入れることで空気を抜いてカビの繁殖を減少させるなど、まるで「泥んこ遊び」さながらの様子で参加者のみなさんは、童心に戻ったかのように真剣で楽しそうに味噌の仕込みを体験されていました。

　味噌は発酵食品なので多くの菌が作用することでより一層味わいが増すということで、一人で作るより多くの人が関わる方が美味しくなると教えていただきました。田舎では、自前で仕込んだ味噌をご近所に回して捏ねてもらい多くの菌を取り入れて熟成させるという方法もあるとのこと。お味噌は生きているんですね。日本のお味噌が何故美味しいのか納得できました。

　仕込んだお味噌は幼稚園で預かって管理して令和6年7月ごろに熟成できる予定です。参加された方は和気あいあいに会話しながらも真剣に味噌づくりに専念していました。多くの保護者の皆様にご参加いただきましてありがとうございました。

　今は、コンビニやスーパーで何でも買える時代ですが、今回の味噌づくり体験を通して「食育」の大切さを再認識できたことと、安心安全な食材は先輩方の知恵を学べば自分でも作れるということを実感できたことは、大きな収穫といえるのではないでしょうか。

　今回ご参加いただいた保護者の方々、そしてサポートしていただいた「食育を考える会」の皆様に感謝の想いと同時に改めてお礼を申し上げます。