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2歳児保育「おひさま・ぽっかぽかルーム」を開催しました

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6月14日(金)、学園会館で2歳児保育「おひさま・ぽっかぽかルーム」を開催しました。

 今回は「御所のおうち」を拠点に活動されている「おむつはずし隊」3名のお母様に講師として来ていただき、学園会館2階の畳の部屋でリラックスした雰囲気で開催しました。

 まず最初に講師から「おむつは誰のものでしょう?」「おむつは何のためにしているのでしょう?」という質問がありました。「子どもが快適に過ごせるため」という答えと同時に、「親が楽をするため」という答えがありました。受講された保護者様からは、両方の視点でさまざな意見が出ました。

 また、おむつを外す時期や生活の中でのタイミング、子どもとのやりとり、そのための方法についてお話がありました。ある日から突然おむつをやめてパンツにするのか、トレーニングパンツから順に状況に合わせてパンツに慣れさせるのかについても議論がありました。さらには、まずおまるで排泄をするように習慣付けるのか、補助便座でトイレに慣れさせるのかのお話もありました。補助便座の場合、足が届かないことへの不安があるという意見も聞かれました。

 また、トイレという閉鎖した空間に怖さを感じる子どももいることもお話がありました。さらには、キャラクターでデザインされた補助便座では、排泄よりもそちらが気になってしまうケースもあることなどの問題点も出されました。必要なのは、常に子どもたちの表情や態度を観察しながら、おむつは不快になる前に、すぐに替えてあげることが大事だというお話がありました。

 後半は、受講された保護者の皆様が日頃、子どもたちとトイレトレーニングに携わる中で、疑問に思うことや困っていることなどを心置きなくお話いただきました。ちなみに奈良文化幼稚園では、入園当初から基本はおむつではなくパンツで過ごすようにしています。どうしても失敗する子どももいますが、おむつを外すことで、子どもたち自身の気持ちの成長も促せる効果もあるようです。