第49回となる平成27年度「卒園式」を挙行しました。年長組の3クラス・うさぎ組23名／りす組22名／あひる組22名の計67名の園児たちが、在園児、教職員、保護者や来賓の皆様に見守られながら、大好きな学び舎を巣立ちました。

卒園式はリズム室で執り行われました。みんな元気な声で園歌を斉唱した後、角田道代園長より園児ひとりひとりに修了証書が渡されました。
角田園長は「インフルエンザが流行し、大きい組さん2クラスが卒園式まであと数日というところで学級閉鎖となりました。今年度ほど無事に全員が揃うことを願った卒園式はありません。幼稚園の生活の中で培った奈良文化幼稚園の園児らしい『がんばるときにがんばる』という心があれば、小学校に上がってもきっと大丈夫だと胸を張って卒園してください。」とお祝いの言葉を述べました。続いて西川彭理事長は「いよいよ今日で幼稚園を卒園することになりますが、こんなにもい い子でおりこうになってくれたこと、大変うれしく思います。たくさん勉強もしたし、たくさんお遊びもしましたね。新学期からは小学1年生になります。小学校に上がるとたくさんの新しい友達やお兄さんお姉さんたちと出会えます。しっかり頑張ってくださいね！」と卒園児たちに温かいエールを送りました。
「お祝いのことば・お別れのことば」では、まず在園児から「大きい組さん、やさしくしてくれてありがとう。ぼくたち・わたしたちカッコイイ大きい組さんになるね。元気に小学校に行ってね。また遊んでね」とのことばに続いて、卒園児から「年中組さん、一緒に遊べて楽しかったよ。小さい組さんにやさしくしてね。シロくんのお世話も頼んだよ。また会おうね。お父さん・お母さん、そして先生ありがとう。小学校へ行ってもやさしい気持ち、どんなことでもあきらめない力を忘れずにがんばります」と元気いっぱいエールの交換をしました。
「お別れのうた」はみんなで作った奈良文化幼稚園オリジナルバージョンで『思い出のアルバム』を卒園児、在園児、教職員、保護者の皆様で合唱しました。つなひきやかけっこ、ソーラン節に和太鼓といった幼稚園での思い出を心を込めて歌いました。

式が終了すると、思い出がたくさん詰まった保育室で最後のお友だち・先生との時間を過ごしました。幼稚園から卒園アルバム、漢字辞書、クラスみんなが自分の顔を描いたペン立て・幼稚園の名前が入ったえんぴつセットが卒園児に贈られました。そして担任の先生から写真付き手作りメッセージカードがひとりひとり卒園児に手渡されました。
最後は担任の先生が卒園児ひとりひとりを抱っこして「大きくなったね」「またいつでも園に遊びに来るんだよ」と言って、みんなを送り出しました。

入園してきた時と比べ、心も体も強くしっかりと大きく成長した卒園児たち。自分で考えて自分で行動することを覚えた卒園児たち。4月からは小学1年生です。 新しい生活が始まります。けれど、いつでも幼稚園に遊びにきてください。幼稚園も先生も、卒園児のみんなが元気な顔を見せにきてくれることを楽しみにしています。