ところどころ桜も咲きはじめ、あたたかい陽ざしにすっかり春めいた3月26日土曜日。幼稚園では親子サッカー大会が行われました。
幼稚園と隣接する奈良文化女子高等学校のグラウンドにキッズクラブサッカーに所属している園児たちと保護者のみなさんが集合。前半は年中児33名、後半は先日幼稚園を卒園した年長児29名と2部に分かれて、いつもより広い運動場で園児たちは思い切り体を動かしました。
この日は奈良県中部を中心にスポーツ活動を通して地域コミュニケーションの活性化に寄与する活動を行っておられる、NPO法人・ポルベニルカシハラスポーツクラブのみなさんの指導のもと、安全かつ楽しくサッカーを楽しめるよう配慮されたメニューで進んでいきました。
園児たちと保護者のみなさんはグラウンドに出て、準備体操から「あとだしじゃんけん」、「両足ジャンプ」、「おんぶ1周」、「ボールレスリング」、「ストップボール」などのボールを使ったゲームを楽しみながら、しっかりと体をあたためて後のサッカーに備えました。
そしていよいよサッカーの時間！まずは園児たち同士の試合です。それぞれグリーン・イエロー・ブルー・ピンクのビブスをつけた園児たちが2コートに分かれ て3分×2試合を楽しみました。広いグラウンドということもあってボール2個での試合です。試合開始後すぐにシュートが決まったり、まるでプロサッカーの試合を観ているかのようなスピーディーな展開でした。コートの外で観戦していた保護者のみなさんも大きな歓声で園児たちを応援して、試合はとても盛り上が りました。
つづいて保護者のみなさんが参加。今度は園児たちvs保護者のみなさんの試合です。お父さんやお母さんがハッスルする中、園児たちはパスを取り返したり、シュートを止めたりと白熱した試合展開となりました。子どもたちと一緒になって大きな声で笑ったりはしゃいだりする保護者のみなさん。とても楽しそうでした。
閉会式ではスポーツクラブの渡部コーチから修了書が手渡しされました。コーチから「サッカーの 練習をよくがんばりました。年長組のみなさんは一年生になっても挑戦する心と強い身体を大切にしてたくさんお友だちをつくってください」と激励された園児たちは大きな声で「はい！」と返事をしました。
閉会式終了後、グラウンドでは修了書を手に記念写真を撮るシーンがたくさん見られました。
あと数日で4月になります。4月になれば年中のみんなは年長に、年長のみんなは小学生になります。春の訪れとともにまたひとつ頼もしくなっていく子どもたちはこの日もたくさんの笑顔を見せてくれました。