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親子ネイチャーゲーム大会を開催しました

年長児親子が11月7日、「みどりの幼稚園」で、秋を見つけに赤や黄色に色づく葛城山麓へ出かけました。曇り空の下、少し冷たい風が耳元を吹き抜けるにも関わらず、リュックサック姿の園児たちは元気いっぱいです。お父さんお母さん、おじいちゃまおばあちゃまと手をつないで、ネイチャーゲームインストラクターの西由紀美さんを先頭に出発しました。

探検コースは奈良県社会教育センター研修棟から周辺の森を抜けて、神明神社古墳のある「いにしえの丘」までです。「宝物のリスト」を手に持ち、いろいろなものに興味津々、進んでいきました。落ち葉の間からどんぐりの実や栗のイガ、セミの抜け殻、大きな落ち葉など“自然の宝物”をたくさん見つけ、バンダナの両端を縛って作ったバッグに丁寧にしまいました。中には、大きなミミズや小さなカエル、バッタを捕まえて皆に見せる場面もあり、園児たちの驚きや喜びの声が響きました。途中、静かに耳を澄まして、鳥の声、木の葉のこすれる音、風の音…小さな音もたくさん見つけました。

続いて、「森の美術館」の時間です。窓枠のような四角形の段ボールを手に、自然の中からお気に入りのシーンを切り出しました。赤く色づいた葉を段ボールの窓枠から飛び出すようにセットして「3Dのはっぱ」と名づけたり、下からのぞき込み秋の空を見せたり、大きなクローバーやドングリの実を題材にしたりするなど、園児たちの豊かな感性が光りました。

そして、お弁当の時間…大好きなおうちの人や友だちといっしょに、秋の空気を吸い込みながら、美味しく頂きました。お弁当の後は、親子で「ジェンカ」を踊り、盛り上がりました。「もっといてたいな」そんな思いを持ちながら、自然いっぱいの森を後にしました。