中秋の名月の9月12日、中庭に面した開放廊下でクラスごとに「お月見の会」を行いました。

園児たちは先生から「きょうはお月さまが一番まん丸い日。秋のお空にお月さまがとってもきれいに見える日ですよ。実りの秋に感謝してお月さまにお供えするのですよ」とお話を聞きました。ススキや手作りの月見団子、三方に飾られたサツマイモ、サトイモ、枝豆、ナシなどをお供えして実りの秋についてお話しました。そして、「おいしい食べ物をありがとう」とみんなで空に向かって感謝しました。

また、年少組さんのお友だちは「昼でもお月さまが見えるかな？」と園庭へ元気に走りだし、高いすべり台の上から大空に向かって「お月さま～！」と叫んで、必死に目を凝らしながらお月さまを探してる姿も見られました。

最後に先生が「今夜はお父さん、お母さん、おうちの人と一緒にお月さまを見てね。そして、お月さまにどんな模様が見えたか教えてね」と語ると、園児たちは元気よく「はい」と返事をして、古くから観月を楽しんできた風習を心に刻んでいたようでした。