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お泊まり保育を行いました

園で7月17、18日の両日、年長組を対象に「お泊まり保育」を行いました。園児たちにとっては、親元を離れてお友だちと寝食を共に過ごす大切な体験です。

お昼から元気よく登園し、最初はプール遊びをしました。泳いだり、プールの底に沈んだ宝物を探したりして、水遊びを楽しみました。続いて、流しそうめんの時間です。高田キャンパス内の竹を切り出してつくった手づくりの流し台を前にして、子どもたちは興奮ぎみ…割り箸を手にスタンバイ!「いまか、いまか」とそうめんが流れてくるのを待ち構えました。するりと逃げるそうめんを工夫して上手につかみ、お腹一杯になるまで食べて大満足な様子でした。

次は、スイカ割りです。園の畑で採れた大きなスイカを よいしょよいしょとみんなで運びセットしました。目隠しした園児たちが棒を手に、「右、左、まっすぐ!」など声援を受けながらスイカ割りに挑戦しました。時々、お友だちの方へ向かって歩いたり、スイカに当たらず土をたたくなどして、園庭は大笑いと大騒ぎの渦に包まれました。割ったスイカをみんなで食べて、その甘さにびっくり!!普段はスイカが苦手なお友だちも嬉しそうに食べていました。大笑いの後は、夏の夜には欠かせない「お化け屋敷」が始まります。真っ暗闇の保育室へ、園児たちが恐る恐る入っていくと、天井から吊り下げたペンライトが不気味に光ります。パタパタと部屋を走り抜ける音…そこに突然お化けが現れ、足を触られたり、ぬるっとした気持ちの悪い冷たいもので顔をなぜられたり…悲鳴の大合唱でした。そして最後には、みんな『勇気の球』をひとつずつ取り、一目散に出口へ走りました。

夕飯をみんなでいただき、日が沈みかけると、園児たちは顔にペイントをして、紙で作った冠や手作りの武器を手にインディアンになって園庭へ飛び出して行きました。火が赤々と燃えるキャンプファイヤーを囲んで、インディアンになって踊ったり歌ったりして、元気に遊びました。シャワー後には、保護者の皆様が用意して下さった花火を楽しみました。自分たちだけのために上げて下さる様々な花火…「うわーでっかい」「うわーきれい」と歓声をあげ“ぜいたく”な時間を楽しみました。

翌朝は午前6時に起床し、ラジオ体操で体を動かしてから朝食をいただき、楽しかったお泊まり保育も終わりの時間となりました。「みんなでがんばって、みんな昨日より大きくなりました。強くなりました」と、園長先生から花丸をもらい、担任からはひとりひとりがんばった印に、メッセージ入りの手作りメダルをかけてもらいました。皆で「さようなら」と挨拶して、迎えに来て下さったお家の方のところへ行きました。