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日曜参観を行いました

6月19日、日曜参観を行いました。おうちの方と一緒に登園し、子どもたちもウキウキした様子で園は賑やかな声に包まれました。

参観はクラス別に行われ、創意工夫に富んだ保育の様子をご覧いただきました。この日は父の日であったため、お父さんとのふれあい遊びを中心に、おうちの人と一緒に遊びました。
力持ちのお父さんに抱えてもらって空を飛ぶ飛行機に変身したり、お馬さんごっこをしてもらったりと、体を使った遊びを楽しみました。また、先生の手作りぺープサーとや製作、広い園庭を使った運動を楽しむクラスもありました。

そして、園児たちがこの日のために作った父の日のプレゼントを贈りました。子どもたちは少し照れた様子ながらも、「お父さんいつもありがとう」とプレゼントを渡し、感謝の気持ちを伝えました。
おうちの方も、子どもたちをぎゅっと抱きしめ返し、園はいっぱいの愛情に包まれました。

保育参観の後、奈良産業大学の米川雅士専任講師を招いて教育講演会を行いました。
『幼児期の夢が仕事につながる』と題し、幼児期からの経験がどのように将来に結び付くかを米川氏の体験談を交えてお話しいただきました。大学で多くの学生を見てこられた経験から、現代の子どもたちがコミュニケーション能力や行動力といった、“社会人基礎力”に乏しいことを指摘され、そのような力を身につけるために、幼児期から子どもが“自分で考える力”“自ら行動する力”を伸ばす事が重要だと述べられました。それには、幼児期に与えられた遊びではなく、自分で考えて仲間と遊ぶことが大切だと話されました。また、保護者の皆様に「ほめるときにはうんと大げさにほめてあげて下さい。」と子どもの意欲を伸ばす子育てのコツを話して下さいました。他にも米川氏の専門である宇宙工学や小惑星探査機『はやぶさ』のお話をされ、保護者の皆様も興味深く聞き入っておられました。

講演会の後、同じ学園である奈良学園小学校の紹介をさせていただきました。奈良学園登美ケ丘は3+4-4-4制という12年一貫教育を行っており、異学齢交流の中で子どもたちが自立していくことを目標としています。同校の藤原和幸小学校校長が説明に立ち、子どもたちが『自ら生きて、活きる』ために行っている教育についてお話をしました。保護者の皆様は熱心に聞いておられました。