5月17日、年中組と年長組合同の「春の遠足」を行いました。行き先は葛城山麓にある「ラッテたかまつ」で、牛の乳しぼり体験とアイスクリーム作りにチャレンジしました。

到着すると、お店の人から「牛の胃は4つあり歯は下にしかありません。熱さに弱いですよ」と牛について話を聞きました。そして、園児たちは「牛さんって大きいのかな？」と話しながらわくわくした様子で牛舎へ向かいました。

ところが、牛舎に入った途端、大きな牛が目の前に現れてびっくり。こわごわ歩く園児から牛をやさしくなでる園児までと様々。一人ずつ牛の乳しぼりを体験し、「温かい」「ふわふわした感じ」と目を輝かせていました。

続いて、園児たちは順番に泡だて器を手に持ってアイスクリーム作りに挑戦しました。「１、２、３、４、５……」とみんなで回数を数えながら卵を泡立て、「おいしくなーれ！」と念じて牛乳と砂糖を加え混ぜ合わせました。最後に、生クリームを加えて専用の容器に入れ冷やし固めました。

次は、お弁当の時間です。アイスクリームができるのを待ちながら、みんなでおいしくいただきました。用意してくださった牛乳をごくごくと飲み、先生からもおやつをもらって後片づけを終えると、待ち焦がれていたアイスクリームの登場です。園児たちは「おいしい」「バニラの味がする」と話しながら、口の周りや鼻の頭にアイスクリームをつけ夢中で頬張っていました。

牛乳を触ることができないお友だちはラッテたかまつ所有のブルーベリーの畑を探検・・・「これかなぁ？」「いいや、これだよ」と畑から４種類の植物を持ち帰り、おばさんに「ブルーベリーはどれですか？」と尋ねました。ブルーベリーの葉や花の跡を見せてもらい、その実で作ったジャムを使ってゼリーを作りました。冷蔵庫で預かってもらい「わぁ！ほんとうにかたまってる！！」と喜んでお口に運びました。ほろ苦いブルーベリーの味は今日の思い出と共に忘れられないことでしょう。

最後は、お店の人に「ありがとうございました」と元気よく挨拶をして園へ戻りました。