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第4回「音楽で遊ぼう」を行いました

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  • 第4回「音楽で遊ぼう」を行いました

6月15日、年長児を対象とした「音楽で遊ぼう」を行いました。このプログラムは、園児たちがいろいろな楽器や音楽に触れる中で、音楽への興味と音感や感性を育むことをねらいとしています。今回も、講師に奈良文化女子短期大学の青山雅哉教授をはじめ、小川純子准教授、上野稲子講師をお迎えし、すっかり先生たちに慣れた園児たちは「今日は何の楽器かな?」と始まる前からワクワクした様子でした。

青山教授は、前回までのシンバルやトロンボーン、コントラバスのおさらいとして「どんなふうに音が鳴っていたかな?」と問いかけ、子どもたちの感じた音を引き出してくださいました。「さぁ、今日は、ピアノはどのようにして音が鳴るのか見てみよう」と、保育室のピアノの上下の響鳴板をはずして内部を見せてくださいました。園児たちは、姿を現したたくさんの木のハンマーに驚き、ハンマーが弦をたたく様子を実際に触りながら観察しました。そして「ピアノは鍵盤をたたくと、ハンマーが動いて弦をたたくので音が鳴るんだよ」と教えていただいて目を丸くしていました。

続いて、上野講師による恒例の和音に親しむ時間です。「ドミソ」と「シレソ」の2つの長音の聞き分けや、和音を構成する音階を声に出して和音を体で感じました。園児たちは先生のピアノの音に、しっかりと耳を澄まして取り組みました。
また、小川准教授のピアノに合わせて、今週末の父の日に合わせて園児たちが作詞した「すてきなパパ」や「大きな古時計」を楽しんで歌い、「やさしく上手に歌えましたね」と褒めていただきました。

最後に、青山教授は「“音は、空気が震えて鳴る”ことを見たり、感じたりしましたね。これからは、虫や風の音などいろんな音に耳を澄まして、どんなふうに鳴っているのかな?と考えてみてくださいね」と語りかけて、1学期の講座を終了しました。