ニュース

ニュース・トピックス

年中児たちが牧場見学に行きました

  • 年中児たちが牧場見学に行きました
  • 年中児たちが牧場見学に行きました
  • 年中児たちが牧場見学に行きました
  • 年中児たちが牧場見学に行きました

秋の気配がただよう9月10日、年中のたんぽぽ組とさくら組の園児たちが、五條市にある南口牧場を訪れました。

元気にバスを降りた園児たちは、牧場の慣れない匂いに思わず鼻をつまんだり顔をしかめたりしていましたが、周囲を乱舞するトンボの群れに、指を突き出して「この指と~まれ」と大喜びして、すっかり雰囲気に馴染んでいました。

続いて、クラスごとに牛舎と放牧場に分かれて見学をしました。この日は牛のお医者さんの岡本隆行先生が牛の診察をされていて、「みんなは病気になったら病院に行くけれど、牛さんたちは病気になっても病院に来られないから、先生がやって来て診てあげんるんだよ」と語りかけ、大きな注射器を見せてくださいました。園児たちは大きな注射を見て「痛くないのかな?」と目を丸くして見学。太い針が牛の血管に刺さると「牛さんがんばれ!がんばれ!」と声援を送っていました。

その後も園児たちは、牛がモグモグ口を動かしている様子や大きな体をゆすって走る姿、おしっこをしたりウンチをしたりする姿を見て、牧場の南口誠一さんに「ケンカしたりしないの?」「どうしてモグモグしているの?」と不思議に思った事を質問したり、「ちょっと触ってみたいな」と、勇気を出して牛の鼻に触れてみたりして、興味津々の様子で見学しました。

最後に、南口さんや岡本先生から、「牛乳をたくさん飲んで大きくなってね」と声をかけられると、園児たちは「はい」と大きな声で返事をして牧場を後にしました。
この日の見学で、園児たちは自由に動き回る牛を見て「大きな体しているけど、走るの早いね」「おしっこするときはお尻を突き出してるよ」と、いろんな発見をしてくれたようでした。

園で取り組んでいる「生き物バンザイ!!」プロジェクトの一環として試みたこの度の牧場見学・・・身近に牛を感じ、子どもたちの心に命を大切にする心を包む機会となることを願っています。