恒例の子育てトークサロン「ほっこり」をリズム室で開催しました。今月は、日ごろの子育ての疲れやイライラを和らげていただこうと、“アロマセラピーサロンひなたぼっこ。”代表の上島裕子さんと、“サロン・ド・フルールアカデミー”の卒業生の井上敦子さんをお迎えしての「ハンドトリートメント」の体験会でした。
角田道代園長が「今日は、自分を労わって体や気持ちに目を向ける“ママたちの時間”を楽しんでください」と挨拶しました。

初めに上島さんは「アロマの自然の良い香りは、一瞬で心と体の緊張をほぐしてくれます」と、アロマの効用について紹介した後、胃腸強壮や食欲不振に効くオレンジと、風邪などの呼吸器系疾患や鎮静に効果があるユーカリをブレンドしたアロマミストを室内にスプレーし、リズム室に広がったすっきりとした香りに、お母さんたちは目を閉じて胸深く吸い込んで安らいでいました。

続いて、体の巡りを良くする手のツボや、ホホバオイルを使ったハンドトリートメントの方法が紹介されました。そして隣り合ったお母さん同士で互いの手をやさしく包み込み、マッサージをしながら「手を包まれることが、こんなにやすらぐなんて思いませんでした」と、ゆったりとした時間の流れを感じていただきました。

上島さんは、「イライラした時に効果がある香りは？」との問いに、「自分の好きな香りが一番効果的です。その香りを見つけることが大切」と答えられ、その上で小さな子どもに適さない香りや、妊娠中のお母さんには、胎児の月齢による香りの選び方なども指導。「心と体は連動しています。ぜひ自分に合った香りを見つけて、自分を大切にする時間を持ってください」とアドバイスして、この日の「ほっこり」を終えました。