本園近くの葛城市立新庄北小学校付属幼稚園に通う4歳児、5歳児のお友だちを迎え、交流会を行いました。「寒いけれど、しっかり体を動かして遊びましょう。いっぱい仲良くなれたらいいですね」という角田道代園長の言葉を合図に、全員で園庭いっぱいに広がり『どんぐり体操』で体をポカポカにしました。

園庭ではジャングルジム、すべり台などの遊具や、鬼ごっこ、サッカーなどのゲームをして自由に遊び、リズム室では先日の「子ども作品展」で披露した年長児の共同制作「おばけが出る街」に、新庄北幼稚園のお友だちを招待しました。「先にブランコに乗っていいよ」とお互いに順番や遊具を譲ったり、「おばけやしきのトンネルは一方通行だよ」とお約束を教えてあげたりして、両園児が一緒に仲良く遊びました。

また、年少組と年中組のお友だちは、冬支度が始まった高田キャンパスの芝生広場を目指して恒例の「みどりの幼稚園」に出かけました。「新庄北幼稚園のお友だちにプレゼントしよう」と張り切りながら、黄色くなったイチョウの葉っぱや、落ち葉の布団に隠れているドングリを拾い集めました。

昼食の時間になると、オープンルームや保育室にレジャーシートを敷いてお弁当を一緒に食べました。「給食では何が出るの？」「幼稚園へはバスで通っているよ」とお互いの園生活を教え合ったり、名前で呼び合ったりするなど、すっかり打ち解けた様子で楽しい時間を過ごしました。

お別れの時間になると、「一緒に遊んでくれてありがとう」「今度は僕の幼稚園にも遊びにきてね」とお礼や挨拶をしながら、全園児で道やトンネルを作ってお友だちを見送りました。最後に角田園長から「新庄北幼稚園から太鼓の音が聞こえてくることがあります。その時は、今日遊んだことを思い出そうね」とお話があり、交流会を終了しました。