マリンバ奏者の「まこちゃん」こと土方雅子さんと、ピアニストの「なおちゃん」こと亀田尚子さんを迎え、リズム室でマリンバ演奏会を開きました。

オープニングでは、運動会でよく耳にする「道化師のギャロップ」｢クシコスポスト｣｢ウイリアムテル｣をマリンバとピアノで披露。園児たちは「リレーの曲だ！」「追いかけっこしているみたい」と、軽やかに弾むような音を奏でるマレットの動きに釘づけの様子でした。やわらかくやさしい音のマレットに持ち替えて演奏された次の曲「大きな古時計」では一転、ゆっくりと響くような音にそっと耳を傾けました。

マリンバとピアノを伴奏に「まっかなあき」や「どんぐりころころ」などの童話を元気よく歌った後は、スペシャルゲストの先生たちが演奏に加わりました。「シンコペーディットロック」という曲では、時計がチクタク進む音や、目覚ましがジリジリと朝を知らせる音をウッドブロックや鈴で表現。先生が演奏する様子を真剣に見つめながら、リズムに合わせて体をゆらしたり、楽しそうに手拍子したりする園児の姿が見られました。

また、園児たちもタンバリンやカスタネット、トライアングルなどで合奏に挑戦しました。「アイアイ」「おもちゃのチャチャチャ」「あわてんぼうのサンタクロース」などをリリズミカルに演奏した後、再びまこちゃんとなおちゃんの演奏に合わせ、体を動かしながら「さんぽ」「勇気100％」を楽しく歌いました。

最後に、角田道代園長から「皆の歌や演奏から元気と勇気をもらい、心がワクワクする時間でした。音楽の持つ力はすごいですね。今日はきれいな音楽をたくさん聞いて、皆の心ももっときれいになりました」とお話がありました。そして、皆でまこちゃんとなおちゃんに心をこめてお礼を伝え、年長組のお友だちが代表してきれいなお花をプレゼントし、演奏会を終了しました。