6月4日、葛城消防署から消防隊員の杉村さんと音川さんに来ていただきました。

　まずはリズム室でスライドを使って防火勉強会を行いました。「子どもだけで火を使ってもいいかな？」「火事になってからおもちゃを取りに行くとどうなるかな？」などと子どもたちと一緒に火の恐さについて考えました。そして、「一番大事なのは命」という大切なことを教えてくださいました。火の恐さの他に、地震が起こったときの逃げ方、また、これから夏ということで花火の使い方や、池や川には危険がたくさんあることも教えてくださいました。最後にみんなで「マッチやライターで遊ばない」「川や池では遊びません」「花火をするときは大人の人と一緒にします」と3つのお約束をし、「ぼくは子象の消防隊」のビデオを見ました。

　次に幼稚園の配膳室から出火ということを想定して避難訓練を行いました。非常ベルが鳴り響き、園長先生の「火事が起きました！先生のお話をよく聞いて、みんなで逃げましょう！」という放送で防災頭巾をかぶり、素早く園庭に避難することができました。初めて訓練をした年少児もよくお話を聞いていました。

　避難訓練の後は、コスモス畑にポンプ車が到着し、迫力のある放水を見せていただきました。素早い消防士さんの動きと高く上がる放水に子どもたちは「わぁーすごい上までいってる！」「消防士さんかっこいいなぁ」と歓声と拍手がおこりました。次に年長児は子ども用の消防服と帽子を着させていただきました。かっこいい制服がとても似合っていて、みんな嬉しそうでした。最後にポンプ車を間近で見て、「この時計は何？」「これは何に使うの？」とたくさん出た子どもたちの質問にもひとつひとつ丁寧に教えてくださいました。