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保護者対象の教育講演会を行いました

  • 保護者対象の教育講演会を行いました
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高田キャンパス内にある文化高校の奏ホールで、本園の元園長でもある、奈良文化女子短期大学の永冨富美子講師をお招きして「心を豊かに育む絵本、お話~子育てをより楽しく~」をテーマに、教育講演会を開催しました。

はじめに、永冨講師は「乳幼児期は子どもの人格の基礎づくりの時期。愛情と信頼感を十分にそそいで、自立(独り立ちへ向かう)と共存(人とかかわり)の力を養うことが大切」と指摘し、人間性豊かな子どもを育むためには、他の子と比べたり、「早く」と急かしたりせず、子どもの発想を受け入れて共感することが大切で、絵本やお話の力は大変大きいものだと話されました。

続いて、「ベストセラーよりもロングセラーの絵本を、子どもの心に語りかけながら、自分も一緒にお話の世界を楽しみながら読んであげてほしい」と、実際に絵本を読み聞かせながら、良い絵本の選び方や語り方を紹介していただきました。

また、日本の民話「3枚のお札」の素話を披露し、「昔から伝わるお話や童話に見られる、子どもに聞かせるには残酷だと思われる結末にも必ず意味があり、悪は克服できるんだという心を育てます。心配しないでくださいね」と話されました。

最後に、質疑応答が行われ、「マンガを欲しがって困っている」「つい、親に都合の良い選択をさせてしまっていることが不安」といった質問に、「ダメと言うことも大切。でも、どんな時にも子どもの心を想像してあげて」とアドバイスしてくださいました。